リージョンとは
リージョンとは、データセンターが存在する独立した地域のことを表します。平たくいえば、サーバーを置いている場所のことですね。
例えば、さくらのVPSでは、3地点[ 大阪、東京、北海道]からデータセンターを選べるようになっています。
これは主に、災害時のリカバリなどを考慮していると考えられます。
さくらのVPSでは国内でしたが、数は少ないものの、海外リージョンを選べるVPSサービスも存在します。
ConoHa VPS
ConoHa VPSは、一部上場企業であるGMOが運営するVPSサービス(仮想専用サーバー)です。
豊富なテンプレートイメージと高速SSDによって、たったの25秒で「今すぐ使える」サーバーが作れます。
※以前は、アメリカ(サンノゼ)リージョンもありましたが、現在では提供していません。
※シンガポールリージョンはLinux系でしか選択できません。
- リージョンによって料金が異なる
- シンガポールリージョンの料金は、1,287 円/月から。(メモリ1GBプラン)
- 東京リージョンは739円/月から。(メモリ1GBプラン、36ヶ月契約)
- 料金は日本円で請求される
初期費用なし、512MBプランなら月額682円から使えるコスパの良さも魅力。
料金は改定されることも多いため、最新の情報を公式ページでチェックしてください。
■ConoHa VPS
⇒https://www.conoha.jp/
ConoHa VPSは、日本マーケティングリサーチ機構(JMR)による調査で「ITエンジニアが使いたいVPS」「WordPress「KUSANAGI」利用者満足度」「Minecraftマルチプレイ利用者満足度」の3部門においてNo.1を獲得しています。
第3者機関から評価されている、信頼性が高いサービスであることがわかります。
サーバーを追加する際に、サービスに合わせたテンプレートを選択することで、サーバー作成と同時にOSのインストールやアプリケーションサーバーの構築が完了するため、PaaS的なイメージで使うことが可能です。
一方で、Webアプリケーションを公開するまでの設定は必要になりますので、サーバー構築のノウハウがあって、CMS等のアプリケーションを利用してみたいユーザーに最適です。
ConoHa VPSを3ヶ月以上ご利用の場合、おトクな長期利用割引きっぷが用意されています。きっぷの有効期間が長ければ長いほど割引率がアップし、よりおトクにConoHa VPSを利用できます。
オススメポイント
- OSやアプリケーションサーバの設定が楽
- UIがキレイでわかりやすい
- SSD標準で超高速
- 初期費用無料
デメリット
- 試用期間がない
お名前.comデスクトップクラウド
- リージョンは東京とニューヨークの2箇所
- 初期設定が不要
- MT4に特化したFX専用VPS
- 24時間365日の電話サポート
お名前.comデスクトップクラウドは、国内大手のGMOインターネット(東証一部上場企業)が提供しているデスクトップクラウドサービスです。
アメリカのデータセンターを利用した仮想デスクトップ環境を提供しています。(OSはWindowsのみ。)
注意点として、お名前.comデスクトップクラウドは、FXの自動売買に特化したツールです。
MT4が標準で搭載されており、サーバーの知識がない初心者でもすぐに取引をはじめることができるようになっています。
料金はメモリ1.5GB/月額990円〜(税込)、メモリ2.5GB/月額1,430円〜(税込)、メモリ4GB/月額2872円〜(税込)、メモリ8GB/月額4,335円〜(税込)と安価で、初期費用は全プランで無料。
個人でも気軽に始めることができます。
お名前.comデスクトップクラウドでは2020年8月25日より、サービス品質保証制度(SLA)を導入しました。
99.99%以上の月間サーバ稼働率を保証し、万が一この水準を下回った場合、返金措置を適用する
という内容で、安定稼働の面でも信頼できるサービスです。