月額500円前後のレンタルサーバー
月額500円前後のレンタルサーバーの品質は、ここ数年で驚くほど高い水準に進化しています。
あまりアクセスの多くない、小規模なWordPressサイトや、コーポレートサイト、ECサイトなどを運営するには十分以上なスペックを提供してくれます。
この記事では、私が実際に借りて、使用感の良かった500円前後のレンタルサーバーをまとめました。
500円前後のレンタルサーバーは、同時アクセス集中に弱かったり、WordPressの表示速度があまり速くないというデメリットもあります。
それらの性能が必要であれば、1000円前後のレンタルサーバーがおすすめです。
さくらのレンタルサーバー
さくらのレンタルサーバーとは、さくらインターネット株式会社が運営しているレンタルサーバーです。
サービススタートはインターネット黎明期の1997年で、長い運営歴を持っている老舗です。
ライトプラン
最下位のライトは月額費用131円〜(1年契約の場合)の激安プランです。
ディスク容量100GB、転送量無制限、マルチドメイン20個、メールアカウント無制限と十分な性能を持ったプランです。
データベース・MySQLや、WordPressが使えません。
- データベースを使わない静的HTMLによる小規模サイト運営
- 専用メールアドレスを利用したい
などの用途に適しています。
スタンダード
スタンダードプランは、ワンコインプライス(月額524円)でWordPressブログが運営できることが最大の特徴。
私も長年、さくらサーバーのスタンダードプランでメディア運営をしていました。
とはいえ、決して「安かろう悪かろう」ではなく、スケールメリットを活かして、一定の品質を保ったサービスを提供しています。
- 性能よりもコストを重視したい
- 同時アクセス集中に弱い
WordPressブログ初心者で、ブログ運営費用をできるだけ抑えたいユーザーにマッチします。
クレジットカード情報の入力が必要ない、2週間のお試し期間もあります。本契約前に、表示速度や、管理画面の使い勝手などをじっくりチェックすることが可能です。
ロリポップ
初期費用 | 1,500円~ |
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月額料金 | 500円〜 |
無料お試し期間 | 10日間 |
容量 | HDD150GB |
転送量目安 | 100GB/日 |
データベース (MySQL) |
30個 |
ロリポップは、月額料金の圧倒的な安さが特徴(業界最安値)です。とにかく安くwordpressサイトを作りたい!というユーザーが選んでいます。
運営歴も長く信頼性は高いです。
- 月額料金がもっとも安い
- WordPressの導入も簡単
- サービス運営歴も長く、信頼性が高い
最も安いエコノミープランの月額料金は、なんと100円(税抜)! 缶コーヒーよりも安い価格で、サイト運営やWebメールのほか、ブログサービスまで使えてしまいます。
※エコノミープランはwordpressブログはできません
ライトプラン
エコノミーではWordPressが使えませんが、ライトプラン以上ですと利用可能です。
WordPressブログを始められるプランの中で、もっとも安いのがライトプランとなります。月額料金は220円〜と格安です。
ColorfulBox(カラフルボックス)
初期費用 | 0円(3ヶ月以上の契約の場合) |
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月額料金 | 480円~ |
無料お試し期間 | 30日間 |
容量 | SSD30GB |
転送量目安 | 2TB/月 |
データベース (MySQL) |
無制限 |
カラフルボックスは2018年にスタートした新しいサービスです。とにかくサーバーのスペックが高いことが特徴で、Webサイトの高速化に関するオプションも充実しています。
- 高速Webサーバー「LiteSpeed」を採用
- 過去14日分を無料で自動バックアップ
- 申し込み後もプラン変更可能
無料お試し期間も30日間と長く、月額料金も480円~と安く始められるのもポイント。しかも料金プランの変更も簡単にできるため、財布と相談して柔軟に料金を変更することができます。
契約期間が1か月の場合のみ初期費用が2000円かかりますが、3か月以上の契約なら無料です。
WordPressに必要なデータベース(MySQL)は全プランで無制限使えるので、1つのサーバーに複数のWordPressをインストールする事も可能です。
簡単インストール機能があるので手間もかかりません。
また、東京と大阪からリージョン(データ保存場所)を選べるのもユニークなサービスです。
本格的な運用を目指すユーザーにオススメのレンタルサーバーですね。