mixhostの契約期間と料金
WordPressブログを始める時に、必要となるのがレンタルサーバーです。
mixhostでは、契約期間が「3ヶ月・12ヶ月・36ヶ月」から選べるようになっています。
どの契約期間にしたら良いのか、わからない。そんなお悩みがあるかと思います。
「12ヶ月」契約がおすすめ
結論から言うと、割引率と、イニシャルコストのバランスがとれた「12ヶ月」契約がおすすめです。
その理由をお伝えしていきます。
長期契約ほどお得
mixhostを契約するときは、長期契約をすればするほど割引が大きくなり、お得になる仕組みです。
レンタルサーバーは月額料金で利益を得るビジネスモデルなので、できるだけ長期契約してもらいたいからですね。
mixhostの料金プラン(月額料金)
mixhostの料金プランは、「スタンダード」「プレミアム」「ビジネス」の3タイプ用意されています。
各プランの違いは、ディスク容量が異なります。また、サーバースペック(CPUやメモリ)も上位プランの方が強化されています。
一方で、機能面についてはほぼ同じです。
mixhostの「スタンダード」料金プランについて
WordPressブログを始めることを前提にした、おすすめ料金タイプは「スタンダード」となります。
個人メディア運営者であれば、ほぼスタンダードプランで問題ありません。
スタンダードを公式サイトで確認する
■mixhost
⇒https://mixhost.jp/
スタンダードの通常料金は月額990円からとなっています。
参考までに、レンタルサーバー国内シェア率No.1の「XServer(エックスサーバー)」のスタンダードプランが990円ですので、戦略的な値付けですね。
mixhostの料金体系
契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,760円 | 1,760円 | 3,520円 |
12ヶ月 | 1,320円 | 1,320円 | 2,640円 |
36ヶ月 | 990円 | 990円 | 1,980円 |
※記事執筆時点では、プレミアムプランの割引率が大きくなっており、スタンダードプランと同額で利用可能でした。
mixhostのプラン料金についてですが、契約期間によって月額料金が変わってきます。長期契約になるほどお安くなる仕組みです。
長期契約はデメリットあり
金額だけを聞けば「お得な長期契約にしたい。」と思われるかもしれません。
ですが、長期契約には以下のようなデメリットがあります。
まず、サービス終了する可能性がゼロではない点。もちろんmixhostについては、信頼性の高いサービスです。筆者もビジネスで利用している大切なデータを預けています。
しかし、どんなに信頼性の高いサービスでも起こりうることではあります。
それから、サーバーの引っ越しをしたい場合に契約期間が余ることがあります。レンタルサーバーはサービスの性質上、途中解約した場合の残り期間の返金は認めていない場合がほとんどです。
ですので、あまり長期すぎる契約ですと、小回りが利かなくなる可能性があります。
実際に筆者も、レンタルサーバーの引っ越しは1度や2度ではありません。
WordPressブログをやり込んでいくと、よりよいサービス品質や、自分にマッチしたサーバーを求めて引っ越しをすることは、よくあることです。
12ヶ月契約がおすすめの理由
割引率と初回支払い額のバランス良し
費用の割引と、イニシャルコストのバランスがとれているのが「12ヶ月」契約です。
3年(36ヶ月)契約は確かにお得ですが、3年分の請求をまとめて初回に払うことになるため、絶対的な金額は高額になります。
例えば、mixhostのスタンダードプランを36ヶ月で契約すると、月額料金 990円 × 36 = 35,640円です。
「続けられるかどうかわからないブログ」の初期投資としては、ちょっと大きすぎますよね。
また、予算に余裕のある場合でも、36ヶ月は小回りが利かなくなるのであまりオススメはできません。
独自ドメイン永久無料を使える
近年では、多くのレンタルサーバーで「独自ドメイン永久無料サービス」を実施しています。
mixhostの契約を申し込む際に、利用料がかからないドメインをプレゼントしてくれるサービスですね。
↑mixhostの「独自ドメイン永久無料サービス」について、くわしく解説した記事です。合わせてご覧ください。
独自ドメイン永久無料は、mixhostを契約している期間内であれば、ドメインの取得、更新費用が全くかからないサービスです。
ユーザーは、サーバーの月額費用のみで、独自ドメインを使ったWordPressサイトを構築することができます。
また、申し込み時に、ドメインの申し込みも同時にできる仕組みになっているサービスがほとんどです。
それにより、面倒なドメインとサーバーの紐付け作業も必要なく、サーバーを申し込むだけですぐにWordPressサイトを構築できるようになりました。
キャンペーンはいつ実施してる?
独自ドメイン永久無料は「キャンペーン」という形で、見かけ上は期間限定で実施しているサーバーがほとんどです。
とはいえ、今ドキの人気レンタルサーバーでは、独自ドメイン永久無料を実施していないサーバーの方が少なくなってきました。
つまり、独自ドメイン永久無料をやめてしまうと、契約が他社に流れてしまう恐れがあるため、基本的にはほぼ常時実施されているキャンペーンだと思ってもらって大丈夫です。
3ヶ月契約もアリだが注意点も
ブログを続けられるか、ちょっと現時点ではわからない…という場合は、お試し感覚で3ヶ月契約とするのも、悪くありません。
もしブログが続いたらなら、契約更新時にはよりお得な長期の契約に切り替えれば良いでしょう。
ただしmixhostの3ヶ月契約には注意点があり、もし次回の契約期間を12ヶ月に切り替えたい場合には、契約満了の14日前までに契約期間の切り替えをしなくてはいけません。
14日前に契約満了のお知らせが来るのですが、その時点で次の3ヶ月の請求書が届いており、請求書発行後には期間の変更ができないのです。
これはかなり不便な仕組みなので、改善して欲しいですね…
料金プランについて
料金プランの選び方についても、ご紹介します。
スタンダード プラン
ディスク容量 | SSD 300GB |
転送量(1日) | 無制限 |
メモリ | 4GB |
CPU | 4コア |
月額料金 | 968円〜 |
プレミアム プラン
ディスク容量 | 400GB |
転送量(1日) | 無制限 |
メモリ | 8GB |
CPU | 6コア |
月額料金 | 1958円〜 |
ビジネス プラン
ディスク容量 | 500GB |
転送量(1日) | 無制限 |
メモリ | 12GB |
CPU | 8コア |
月額料金 | 3938円〜 |
各プランにおいて、大きく違う点について一覧表にしました。
スタンダード、プレミアム、ビジネスの3種類のプランを用意しています。
上位プランになるほど、メモリやCPUの性能、ディスク容量や転送量などのスペックがUPします。
オススメは、スタンダードプラン。
スタンダードプランでも、個人ブロガーにとっては十分すぎるほどのハイスペックが提供されているからです。
月額1000円前後という料金も、個人で契約した際にも負担感が少なくバランスが良いですね。
この「月額1000円前後」のプランはレンタルサーバー各社が、もっとも力を入れているプランです。
ある種の「標準的な料金」として用意しているものとなります。
他社にも「月額1000円前後」のプランが用意されており、お互いに競合してほぼ同じ水準のスペックで提供されています。
私が実際に長期間利用して、「月額1000円前後」でサービス品質が高いレンタルサーバーは以下です。
ブログ運営は長期戦
最低でも半年は続けたい
ブログで何らかの成果を出したい場合、長期戦を強いられます。
Googleに記事がインデックスされたり、ドメインに評価がつくまでに時間がかかることが主な要因です。
そのため、最低でも半年〜1年ぐらいは記事を入れ続けることになり、ブログ運営は長期戦です。
長期契約で腹をくくろう
つまり、ブログ運営に対してある程度腹をくくるという意味でも、それなりの長期(12ヶ月)での契約がオススメです。
あまりにも短い3ヶ月契約だと、契約満了日をチェックするのも面倒ですし、ブログで何かしら成果をあげるためには、ほぼかなりの高確率でそれ以上の期間がかかります。
mixhostの契約期間まとめ
- 割引率と、イニシャルコストのバランスがとれた「12ヶ月」契約がおすすめ
- 各社、力を入れているプランが1000円前後のプラン
- 独自ドメイン永久無料サービスも受けられる
以上、mixhostの契約期間についての考察でした。
レンタルサーバーを借りるとき、契約期間を選ぶ際に初期選択が12ヶ月になっている場合も多いです。つまり各社も12ヶ月を推しています。
個人メディアを運用する目的だったら、高額な上位プランは必要なく、スタンダードで十分です。