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ロリポップのライトプランは遅い?→十分なスペックだが不満点を解説。

ロリポップ!ライトプランは遅い?

シェア率No.2

ロリポップ !レンタルサーバーは、シェア率国内No.2のレンタルサーバーです。これまでに累計で利用者数は170万件を突破。

また、サービススタートは2001年と運営期間も長く、老舗ならではの信頼性の高さも持っています。

この記事では、ロリポップ!レンタルサーバーの「ライトプラン」について、Webサイト運営をした場合のメリット・デメリットをお伝えしていきます。

実際に筆者がロリポップ!レンタルサーバーを契約して得られた所感をベースにしています。10年以上ビジネスで利用していますので、じっくり使い込んだ使用感をお伝えすることができます。

ライトプランはやや遅い

結論から言って、ロリポップ!のライトプランでも、WordPressを利用したブログを問題なく運営することができます。ただし上位プラン(ハイスピードプラン)と比べると、ページ表示速度はやや遅めです。

特にモバイルでの表示速度がややもっさりしており、ページ表示速度を求める上級ブロガーには向いていません。

とはいえ、一般的なWebサイトに求められる標準的な速度は確保されています。

また、月額220円〜というコストパフォーマンスも魅力で、初心者ブロガーにとっては最適解になりうるサービスを提供しています。

まずは安価なレンタルサーバーでお気軽にWordPressブログを始めてみたいという場合はマッチするでしょう。

ロリポップ!レンタルサーバー公式ページへ

 

ただしアクセス集中時の処理能力が低かったり、管理画面の使い勝手が悪いなどの弱点もありますので、その点は以下で解説していきます。

当記事の信頼性

当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。

小さなソフトハウスですが、自社にはサーバールームも保有し、ネットワークやサーバーについての知見があります。

月間40万PVのメディアをエックスサーバーで運営中。

昔より性能がUP

ひと昔前まで、ロリポップ !レンタルサーバーは「安かろう悪かろう」の代名詞的存在でした。

確かに月額料金は他社のレンタルサーバーに比べて安価ですが、「安いけど使えない。」という評判だったのです。

具体的には、

  • ページの表示速度が遅い
  • アクセス集中時の安定性に欠けている
  • 障害発生の頻度が多い

などの、レンタルサーバーとしては致命的なデメリットがありました。

 

しかし、ここ数年でグッとサービス品質が向上。

特に2017年に実施された「※モジュール版PHP」の実装で大幅に速度が改善されました。(ライトプラン&スタンダードプランで利用可能)

※ロリポップ!が独自に開発した技術でPHPプログラムの処理が高速になる

 

さらに2020年8月に実施された「ロリポップ!爆速宣言」では、ディスクがHDDからSSDに刷新されたり、CPUやメモリも従来のものと比べて数倍の高性能化を実現。

非常にサービスレベルが上がったような印象があります。

 

多くのアクセスを集める中〜上級アフィリエイターや、中小企業のコーポレートサイトまで、安定性や信頼性が求められる用途にも十分耐えられるスペックに進化しました。

アフィリエイト入門に最適

そんなロリポップ !レンタルサーバーですが、アフィリエイト入門に最適な仕上がりとなっています。

 

まずは、やはり低料金であること。アフィリエイト初心者にとって、まだ稼げるかどうかもわからない状態で、コストはできるだけ抑えたいというのが本音でしょう。

ロリポップ!レンタルサーバーのライトプランであれば、月額たったの220円から始めることができます。

 

それから、アフィリエイトサイトに十分なスペックを持っていること。アクセス数の少ない初期の段階では、十分以上のスペックを持ったサーバーを利用することができます。

さすがにページの表示速度は「速い!」というものではありませんが、一般的なWebサイト閲覧者が求める速度は十分に出ている印象です。

 

一方で、月に10万PVを超えるようなアクセスを集められるようになった場合には、上位プランへの変更や、他社サーバーへの引っ越しも検討する必要が出てきます。

ロリポップ!レンタルサーバーのメリット

ドメインずっと無料

ロリポップの「ドメインずっと無料」について解説。制限や適用条件について。

ロリポップ!レンタルサーバーでは「ドメインずっと無料」と呼ばれるサービスを提供しています。

これは、サーバーの契約時に一緒にドメインも申し込むことで、ドメインの取得&更新費用が永久無料になるというサービスです。

※ハイスピード、エンタープライズの以上のプランが対象

近年では、どこのレンタルサーバーもこの「ドメイン無料」キャンペーンを実施していますが、ここまで低料金で利用できるのはロリポップ!ぐらいです。(ハイスピードプランは月額550円)

ただし、「ロリポップ!レンタルサーバーの契約期間中であること。」という条件はあります。他社サーバーにドメインを移管すると、それ以降はドメインの更新費用が毎年かかるようになります。

安いのにそこそこのスペック

ロリポップ!レンタルサーバーの月額料金は安価ですが、必要にして十分なスペックが備わっています。

まず、月あたりのデータ転送量の制限は、プランに関係なく無制限です。データ転送量はブログのPV(ページビュー)と関係していて、「サーバーと、ブログを見ている人の間で転送できるデータ量」のことです。

アクセスが増えてきても対応できるということですね。

 

また、ディスクも大容量で、ライトプランでも200GB(SSD)。ひと昔前まで、下位プランではストレージとしてHDD(ハードディスク)が採用されていましたが、SSDに進化しました。

SSDの方が読み込みスピードが速いので、高速なページ表示が可能となります。

200GBがどれぐらいの容量かと言いますと、私が6年間運営しているWordPressサイトでもやっと20〜30GBの容量です。契約期間中に使いきれないレベルと言ってよいでしょう。

 

むしろ、初心者アフィリエイターにとっては余るほどの水準です。

アフィリエイターが求める機能が揃う

ロリポップ!レンタルサーバーには、アフィリエイターが求める機能が揃っています。

まず、WordPressブログが簡単に始められる「WordPress簡単インストール」機能。数クリック&60秒程度で、WordPressを簡単にインストールすることができます。(ライトプラン以上が対象)

また、先述したように「ドメインずっと無料」により.comや.netなどの人気ドメインの利用料が無料となっています。

アフィリエイトブログを始めるための基本機能が、低料金にもかかわらずしっかり提供されています。

ロリポップ!レンタルサーバーのプラン

プラン一覧

ロリポップ!レンタルサーバーのプランについてご紹介します。

料金と機能 エコノミー ライト スタンダード ハイスピード エンタープライズ
月額費用
(6ヶ月契約時)
99円〜 220円〜 440円〜 550円〜 2,200円〜
初期費用 1,650円 1,650円 1,650円 無料 3,300円
最低利用期間 1ヶ月
無料お試し期間 10日間 (無料期間中の解約可能)
ディスク容量 100GB 200GB 300GB 400GB 1.2TB
ディスク種類 SSD (RAID10)
転送量制限 無制限
マルチドメイン 50個 100個 200個 無制限 無制限
WordPress
簡単インストール
無料SSL 利用可 利用可 利用可 利用可
MySQL X 1個 30個 無制限
モジュール版PHP
同時アクセス数拡張機能
FTP接続
サポート メールサポート(24時間対応)
電話サポート(平日:10:00〜18:00)
チャットサポート(平日:9:00〜19:00 土日:10:00〜19:00)
その他 WebDAV無料利用可能
バックアップ機能別途料金必要(月額300円)

プランの注意点としては、エコノミーはWordPressが使えません。

スペック表については、こちらでご紹介してもすぐに古い情報になってしまうので、ぜひ公式HPでチェックしてみてください。

今すぐロリポップ!レンタルサーバーの最新スペックを確認する

ロリポップ!レンタルサーバー公式サイト

ライトプランってどうなの?

エコノミーではWordPressが使えませんが、ライトプラン以上ですと利用可能です。

WordPressブログを始められるプランの中で、もっとも安いのがライトプランとなります。

ライトプランのデメリット

ライトプランのデメリットとしては、上位プラン(ハイスピードプラン)と比べると、ページ表示速度が遅い点です。

 

とはいえ、一般的なWebサイトに求められる標準的な速度は確保されていますので安心してください。

一方で、初心者だけどページ表示速度にもこだわりたい!というユーザーには、少し料金が上がりますが「ハイスピードプラン」がおすすめです。

 

ハイスピードプランは、サーバーの種類が「LiteSpeed(ライトスピード)」と呼ばれるものに変わります。LiteSpeedは、ライトプランで使われているサーバーに比べて84倍もの処理スピードが出る、と言われています。

明らかに、表示速度がUPします。

ロリポップ!レンタルサーバーのデメリット

アクセス集中に弱い

ロリポップ!レンタルサーバーのデメリットとしては、アクセス集中に弱いことが挙げられます。

GoogleAnalyticsのリアルタイムアクセス表示
GoogleAnalyticsのリアルタイムアクセス表示

具体的には、同時アクセス数が100人を超えて、150人〜200人程度になってくると挙動が怪しくなってきます。

借りているサーバーのスペックを超える同時アクセスがあると、サーバーは「503 Service Temporarily Unavailable」、つまり「サービスが一時的に利用不可」のエラーページを表示するようになります。

管理画面に広告が表示される

ロリポップ!レンタルサーバーでは、管理画面に広告が表示されます。ヘッダー部分と、サイドバーの一番下に表示されています。

ユーザーの利便性を最大限に考慮するなら、管理画面の広告表示は控えてほしいというのが本音です。

ただ、端っこに控えめな表示がされるだけなので、それほど邪魔ではありません。

1000円前後のサーバーよりは遅い

エックスサーバーConoHa WINGなど、月額料金が1000円前後の、ページ表示速度が速いサーバーと比べると、ページ表示速度は遅いです。

「0.1秒でも速くWebサイトを表示させたい。」というユーザーには適さないですね。

ファイル数上限がある

ロリポップ!レンタルサーバー最大の弱点として、「ファイル数上限」というものが設けられています。

これは、HDD容量とは別に、サーバーにしまっておけるファイルの数に制限がかかるというものです。

ですので、例えばハイスピードプランのHDD容量は400GBと大容量ですが、先にファイル数制限の上限に引っかかってしまうと、それ以上HDDの容量を使えなくなってしまいます。

ロリポップ!レンタルサーバーのファイル数上限を回避する対策方法。

このような制限を設けているのはロリポップ!ぐらいで、他社のサーバーではほとんど見かけない制限です。

早期のサービス改善を求めたい部分です。

ロリポップ!レンタルサーバーでアフィリエイトを始めよう

無料お試し期間つき

以上、ロリポップ !レンタルサーバーのライトプランについてでした。ここ数年でサービス品質がグッと向上しており、「安いけど使えない」サーバーではなくなりました。

むしろ、できるだけコストをかけたくない初心者アフィリエイターにとっては、非常に適したサービス内容になっています。

クレジットカード情報の入力が必要ない、10日間お試し期間もあります。

本契約前に、表示速度や、管理画面の使い勝手などをじっくりチェックすることが可能です。

ロリポップ!レンタルサーバー公式ページへ

ロリポップ!レンタルサーバー関連の記事一覧

当ブログでは、ロリポップ!レンタルサーバーに関する記事を特集しています。実際にロリポップ!レンタルサーバーを契約して得られた知識をベースに記事を執筆しています。

レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。

  1. ロリポップ!レンタルサーバーとは。プランの選び方や特徴を徹底解説!

  2. ロリポップ!でブログを始めよう。設定の流れをご紹介。
  3. ロリポップ!レンタルサーバーのファイル数上限を回避する対策方法。

  4. ロリポップの「ドメインずっと無料」について解説。制限や適用条件について。

  5. ロリポップ!の口コミや評判。遅い、悪いは昔の話。
  6. ロリポップは障害が多い?今は改善されました。[利用レビュー]

  7. ロリポップのライトプランはアフィリエイトできる?十分なスペックです。
  8. ロリポップ!解約方法と注意点。止めたい場合の対処法。

  9. ロリポップ!のプラン変更はアップグレードのみ可能。注意点とプランの選び方をご紹介。

  10. おすすめのレンタルサーバー6選【WordPressブログ初心者に最適】

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