用途別おすすめ

IMAPが利用可能なおすすめレンタルサーバー。[比較表アリ]

IMAPでメール運用可能なレンタルサーバー

IMAPとは、「Internet Message Access Protocol(インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル)」の略で、電子メール(eメール)を受信するための通信規約(プロトコル)の一つです。

サーバー上にあるメールをパソコン等へダウンロードせずに、サーバー上でメールを保管する仕組みです。

 

この記事では、IMAPが利用できるレンタルサーバー各社について機能や価格など比較しています。

結論だけまずは知りたい!という方に向けた一覧です。

・おすすめNo.1 ⇒ WebARENA SuiteX
・おすすめNo.2 ⇒ CPIレンタルサーバー
・おすすめNo.3 ⇒ カゴヤのレンタルサーバー(メールプラン)

この記事では、IMAPが利用できるレンタルサーバーの選び方をご紹介します。

IMAPのメール運用で気をつけるポイント

IMAP over SSL

IMAPでは、メールサーバーと通信を行うことでメールの送受信をします。

標準のIMAPでは、サーバーと利用者の端末間での通信が暗号化されていませんので、盗聴の危険性があります。

そのため、SSL証明書によって通信を暗号化してくれる「IMAP over SSL」に対応しているか確認しましょう。

個別のメールボックス容量

IMAPでは、レンタルサーバー上に長期間メールを溜め込むことになります。

そのため、アカウント個別のメールボックス容量上限は、できれば無しの設定が望ましいですね。

容量をオーバーすると、メールが受信できなくなることがありますので注意が必要です。

メールサービス全体の容量

アカウント個別の容量も大事ですが、当然ながらサービス全体のディスク容量もチェックしておきましょう。

気をつけたい点としては、メールにどれだけ割り当てられているか。です。

例えば全体で100GBの容量があっても、Webに9割、メールに1割だと、10GBになってしまいます。

中〜大企業など、複数人が同時にサービスを利用するケースでは、初めから余裕のある大容量のプランがおすすめです。

大容量プランですとコストはかかりますが、後から容量を追加する場合に比べると安価に済むケースが多いです。

メールサーバーの整理(古いメール、不要なメールの削除)の頻度や、添付ファイルの使用頻度などにも左右されます。

メールアカウント数

作成可能なメールアカウント数を事前に確認しましょう。

アカウント数が無制限のサービスも多いですが、その場合でも、容量と合わせて確認しておく必要があります。

例えば、個人や小規模事業者であれば、最低限必要となるアカウント数を提供している、安価なサービスを選びます。

個人(フリーランス)や小規模事業者におすすめの有料メールサービスはこちら

 

一方で、中〜大規模事業者であれば、容量や作成可能なアカウント数が多いサービスを選びます。

まずはサービスを利用する人数や使い方を想定して、マッチしたサービスを探しましょう。また、価格と性能のバランスが取れたサービスか確認することも大切です。

サーバー稼働率

メールを主なコミュニケーションツールとしている場合、サーバーが止まってメールの送受信ができなくなると、事業運営に支障が出てしまいます。

稼働率の高いサービスを選びましょう。

セキュリティ

ウィルスチェックに利用しているソフトウェアが、信頼性の置けるものかどうかを確認しましょう。

また、迷惑メールフィルタや、添付ファイルの自動暗号化ツールなども大切なセキュリティ対策の一つです。

企業製の迷惑メールフィルターを設定しているメールサーバーですと、スパムメール除去の精度が高い傾向にあります。

サポート

法人利用の場合、サポートが充実したサービスを選ぶと良いでしょう。理想は24時間365日のサポート体制があるサービスです。

また、サポートセンターへの繋がりやすさを、事前に確認する必要があります。

オススメのIMAP利用可能なレンタルサーバー

WebARENA SuiteX

WebARENA SuiteXは、NTTPCコミュニケーションが運営するメール性能重視のレンタルサーバーです。

  • 月額1,361円からの低価格
  • IMAP over SSL対応
  • 個別メールボックス上限なし
  • ディスク300GB(WEB領域とメール領域の配分を変更可能)
  • Symantec(シマンテック)社の「Symantec Brightmail AntiSpam」(高品質スパム対策ソフト)

導入実績2400社を誇ります。標準搭載の機能が豊富で、セキュリティ対策が充実しており、ビジネス用のメールサーバー選びで失敗したくない!という方におすすめです。

WebARENA SuiteX公式ページへ

CPIレンタルサーバー

CPIレンタルサーバーは、KDDIウェブコミュニケーションズが運営するホスティングサービスで、主にビジネス用途として人気があります。

CPIには共用サーバーと専用サーバーがあり、今回ご紹介するのは共用サーバーのSV-Basicプランです。

  • IMAP over SSL対応
  • 個別メールボックス上限なし
  • ディスク200GB(WEB300GB)
  • Cisco(シスコ)社の「IRONPORT」(高品質スパム対策ソフト)

月額費用はやや高額ですが、その分充実したセキュリティ対策や、外部バックアップ標準提供など安心して利用できるサービスを提供しています。

また、電話やメールで24時間サポートもありますので心強いですね。(ただし、サポートは有料で税別で月額990かかります。)

 

CPIレンタルサーバーは、重要度の高いビジネスを、信頼性の高いプラットフォームで提供するのに適しています。

CPI公式ページへ

KAGOYA JAPAN【共用タイプR2】

カゴヤのレンタルサーバー(メールプラン)

ビジネス用途でシェア率の高いサービスを展開する、カゴヤ ジャパンが提供するメールサーバーの共用メールサーバープランです。運用歴は20年を誇り、信頼性の高いサービスを提供しています。

カゴヤのメールサービスでは全てのプランで共用メールサーバーへIMAPで接続することができます。(標準装備)

専用サーバーに比べると安価な料金体系(月額440円~初期費用無料)で、ビジネス向けの中では非常に安価に提供されています。

安価ですが機能面は充実しており、添付ファイルの自動暗号化、誤送信防止機能、アーカイブサービスなどビジネスシーンで便利な機能が用意されています。

セキュリティ面では、ウィルスチェックや迷惑メールのセキュリティ対策、メール送受信時の暗号化にも対応。

小規模事業者で、ある程度の品質のものが欲しい場合は共用プランがおすすめです。

プラン 初期費用 月額費用 容量 マルチドメイン メールアドレス数
共用タイプR2 無料 550円 20GB 1個追加 550円/月 無制限

KAGOYA JAPAN 【共用タイプR2】公式サイト

IMAPが利用できるメール専用レンタルサーバー比較表

サービス 初期費用 月額料金 容量 メールアドレス数 メールボックス
WebARENA SuiteX(スタンダード)
⇒詳細
無料 1,361円〜 300GB 無制限 制限なし
CPIレンタルサーバー
⇒詳細
無料 4,180円 メール200GB
WEB300GB
無制限 制限なし
メールプラン 共用タイプR2(カゴヤ)
⇒詳細
無料 550円~ 20GB~
(追加可能)
無制限 制限なし

 

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