Git環境が利用できるレンタルサーバー
Git(ギット)は、Webアプリケーションやソフトウェア開発において、ソースコードを管理するバージョン管理ツールの一種です。
GitHubやBitbucketなどのホスティングサービスなどを利用することが一般的ですが、レンタルサーバーをリモートリポジトリとして稼働させることも可能です。
Gitはコマンドラインから実行するため、SSH機能が使えるレンタルサーバーでないと利用することができません。
共用サーバー、VPS(Virtual Private Server)、そして専用サーバーで利用することができます。
費用を抑えたい場合や、Git環境を簡単に構築したい場合は共用サーバーがおすすめです。
簡単なソースコードを管理したり、Gitでプロジェクトをデプロイすることができます。
VPSサーバーは、メモリやCPUの割り当てが各ユーザーごと決まっているため、共用サーバーと比べて他ユーザーからの影響を受けにくい仕様です。
多人数でのGit利用でしたら、VPSサービスがオススメです。
共用サーバー
エックスサーバー
初期費用 | 3,000円 |
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月額料金 | 990円~ |
無料お試し期間 | 10日間 |
容量 | SSD300GB |
転送量目安 | 600GB/日 |
データベース (MySQL) |
無制限 |
XServer(エックスサーバー)は、国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。
ブロガー、アフィリエイターからの人気が高いだけでなく、さまざまなアプリケーションに対応しています。料金は、スタンダードプランの12ヶ月契約で月額1,100円です。
エックスサーバーではSSH接続機能を提供しています。
国内シェアNo.1の資金力を生かして、最新のサーバースペックに短期間で更新されるため、いつ契約しても最新スペックのレンタルサーバーを利用することができます。
10日間の無料お試し期間もあるため、本契約前に使用感を確かめることができます。
Conoha Wing
初期費用 | 0円 |
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月額料金 | 1320円~ (キャンペーンで911円〜) |
無料お試し期間 | 14日間 |
容量 | SSD300GB |
転送量目安 | 無制限 |
データベース (MySQL) |
無制限 |
ConoHa Wingは、WordPressブロガーに人気のレンタルサーバーです。東証1部上場企業のGMOインターネットのGMOクラウド株式会社が運営しています。
ConoHa WINGでは全プランで、SSHアカウントを作成してSSH接続をすることができます。
表示スピードに定評があり、あくまでも自社での計測ですが「国内最速」を謳っています。
※体感でも速いです!最速クラスというのは、間違いではないと感じます。
技術面では、エックスサーバーも搭載されている、WordPress等のCMS(コンテンツマネジメントシステム)を高速表示するための「KUSANAGI(くさなぎ)」を搭載。
他にも、WordPressテーマを割引価格で購入できたりするので、WordPressブログとの相性は抜群です。
- 他社サーバーの表示速度に不満がある
- WordPressの表示速度にこだわる中〜上級者
そんなユーザーには最適のサービスです。
ロリポップ!レンタルサーバー
ロリポップ !レンタルサーバーとは、GMOペパボ株式会社が運営しているレンタルサーバーです。
サービススタートはインターネット黎明期の2001年で、長い運営歴を持っている老舗です。
ロリポップ !レンタルサーバーでGitを利用する場合は、スタンダードプラン以上を選ぶようにします。
最安値のエコノミー・ライトプランですと、SSH機能が省略されているためです。(スタンダードプラン、ハイスピードプラン、エンタープライズプランで利用できます。)
最大の特徴は、99円からの格安な月額料金。その上で、一定のサービス品質は確保されているため「安かろう悪かろう」ではありません。
コストパフォーマンスに優れたサービス展開で、固定費を抑えたい初心者アフィリエイター・ブロガーに最適です。
一方で、性能に優れた上位プランも用意されており、中〜上級者も満足できる品質を提供しています。
VPSサービス
ConoHa VPS
ConoHa VPSは、一部上場企業であるGMOが運営するVPSサービス(仮想専用サーバー)です。
豊富なテンプレートイメージと高速SSDによって、たったの25秒で「今すぐ使える」サーバーが作れます。
初期費用なし、月額682円から使えるコスパの良さも魅力。
料金は改定されることも多いため、最新の情報を公式ページでチェックしてください。
■ConoHa VPS
⇒https://www.conoha.jp/
ConoHa VPSは、日本マーケティングリサーチ機構(JMR)による調査で「ITエンジニアが使いたいVPS」「WordPress「KUSANAGI」利用者満足度」「Minecraftマルチプレイ利用者満足度」の3部門においてNo.1を獲得しています。
第3者機関から評価されている、信頼性が高いサービスであることがわかります。
サーバーを追加する際に、サービスに合わせたテンプレートを選択することで、サーバー作成と同時にOSのインストールやアプリケーションサーバーの構築が完了するため、PaaS的なイメージで使うことが可能です。
一方で、Webアプリケーションを公開するまでの設定は必要になりますので、サーバー構築のノウハウがあって、Gitを利用してみたいユーザーに最適です。
ConoHa VPSを3ヶ月以上ご利用の場合、おトクな長期利用割引きっぷが用意されています。きっぷの有効期間が長ければ長いほど割引率がアップし、よりおトクにConoHa VPSを利用できます。
オススメポイント
- OSやアプリケーションサーバの設定が楽
- UIがキレイでわかりやすい
- SSD標準で超高速
- 初期費用無料
デメリット
- 試用期間がない
さくらのVPS
さくらのVPSは、レンタルサーバー老舗のさくらインターネットが運営する仮想専用サーバーです。運営歴が長いさくらインターネットなので、しっかり維持されている信頼性の高いサービスです。
VPSサービスの一種ではありますが、CPU/メモリ/ディスク等のハードウェアを管理せずに利用できるサービスであるため、IaaS的な使い方をすることが可能です。
料金体系は、月額固定料金で始められるため安心感があります。月額643円〜、初期費用0円とコストパフォーマンスも高く、気軽に借りることができます。
さくらのVPSを使いこなすにはWebアプリケーションを公開するための設定が必要です。
そのため、サーバー構築の知識があって、Gitを利用してみたい人に向いています。
サーバーのスペックが足りなくなった場合、上位プランへの移行である「スケールアップ」機能を利用することで対応することができます。(ただし、スケールダウンができない)
データセンターの場所を石狩、大阪、東京の3箇所から選べるのもユニークですね。
2週間お試し期間が用意されているので、気軽に試してみることができますよ。
オススメポイント
- 運営企業の歴史が古く、信頼性が高い
- 月額固定料金で安心して使える
- メールサポートが受けられる
- 豊富なプランから選べる
デメリット
- スケールアップはできるが、スケールダウンができない
KAGOYA CLOUD VPS
「KAGOYA CLOUD VPS」は、カゴヤ・ジャパンが運営する高品質のVPS(仮想専用サーバー)です。
カゴヤ・ジャパンは1998年からISPサービスの提供を開始した老舗のレンタルサーバー会社です。自社でデータセンターを持っていたり、リスク対策が充実しているため、安定性・信頼性に長けたサービスを展開しています。
「KAGOYA CLOUD VPS」は10年以上の運営実績があり、安定性も高くビジネス用途で選ばれることも多いですね。
初期費用無料、日額料金20円から使える低価格となっており、月額上限料金も定められているためコスト計算がしやすい契約体系です。
電話サポートもついているため、安心して利用することができます。
さまざまなOSのテンプレートを用意しているので、希望の環境を簡単に構築することができます。
※「KAGOYA CLOUD Iaas」と呼ばれるIaasサービスもスタートしています。Iaasだけのサービスとして、サーバーとディスクを自由に組み合わせることができて、柔軟なスペック変更をすることができます。
オススメポイント
- 全プラン初期費用無料で月額円~から利用可能。(日額20円~)
- アプリケーションパックで簡単初期設定
- いつでもスケールアップ可能
- 365日電話・メールサポート
- 安定の稼働率99.999%
デメリット
- お試し期間がない