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ロリポップ!レンタルサーバーとは。プランの選び方や特徴を徹底解説!

ロリポップ!レンタルサーバーとは

ロリポップ !レンタルサーバーとは、GMOペパボ株式会社が運営しているレンタルサーバーです。

サービススタートはインターネット黎明期の2001年で、長い運営歴を持っている老舗です。

 

契約件数は170万件以上で、国内シェアはエックスサーバーさくらのレンタルサーバーに次いで第3位となっています。

 

最大の特徴は、99円からの格安な月額料金。その上で、一定のサービス品質は確保されているため「安かろう悪かろう」ではありません。

コストパフォーマンスに優れたサービス展開で、固定費を抑えたい初心者アフィリエイター・ブロガーに最適です。

 

一方で、性能に優れた上位プランも用意されており、中〜上級者も満足できる品質を提供しています。

当ブログでは、実際にロリポップ!レンタルサーバーを契約して得られた知識をベースに記事を執筆しています。

「スタンダード」プランでコーポレートサイトを運営しながら、「ハイスピード」プランでWordPressサイトを稼働させています。

 

それらのウェブサイト運営経験を元に、ロリポップ!を他社のレンタルサーバーの特徴と比較しながらご紹介します。

ロリポップ!レンタルサーバーの料金プラン

料金プラン一覧

料金と機能 エコノミー ライト スタンダード ハイスピード エンタープライズ
月額費用
(6ヶ月契約時)
99円〜 220円〜 440円〜 550円〜 2,200円〜
初期費用 1,650円 1,650円 1,650円 無料 3,300円
最低利用期間 1ヶ月
無料お試し期間 10日間 (無料期間中の解約可能)
ディスク容量 100GB 200GB 300GB 400GB 1.2TB
ディスク種類 SSD (RAID10)
転送量制限 無制限
マルチドメイン 50個 100個 200個 無制限 無制限
WordPress
簡単インストール
無料SSL 利用可 利用可 利用可 利用可
MySQL X 1個 30個 無制限
モジュール版PHP
同時アクセス数拡張機能
FTP接続
サポート メールサポート(24時間対応)
電話サポート(平日:10:00〜18:00)
チャットサポート(平日:9:00〜19:00 土日:10:00〜19:00)
その他 WebDAV無料利用可能
バックアップ機能別途料金必要(月額300円)

ロリポップ!のプランについて、詳細を軽くご紹介していきます。

スペック表については、こちらでご紹介してもすぐに古い情報になってしまうので、ぜひ公式HPでチェックしてみてください。

今すぐロリポップ!レンタルサーバーの最新スペックを確認する

ロリポップ!レンタルサーバー公式サイト

エコノミー

最下位のエコノミーはディスク容量100GB、転送量無制限、マルチドメイン50個、メールアカウント20個と十分な性能を持ったプランです。

ただし、月額費用99円〜(36ヶ月契約の場合)の激安プランということもあり、データベース・MySQLや、WordPressが使えません。

  • データベースを使わない小規模サイト運営
  • 専用メールアドレスを利用したい

などの用途に適しています。

月額費用があまりにも安いため、初期費用の1650円が高く感じてしまいます。年間のトータルコストで見ると他社のレンタルサーバーと比較して検討した方がよいでしょう。

ライト

ライトプランは、他社のレンタルサーバーに比べると安価ですが、それでもWordPressが使えるのが最大のメリット。

とはいえ、決して「安かろう悪かろう」ではなく、スケールメリットを活かして、一定の品質を保ったサービスを提供しています。

  • 性能よりもコストを重視したい
  • 複数サイト運用不可。1サイトしか運用しない場合におすすめ

ただし、ページ表示スピードについては、やや遅め。月額1000円前後のエックスサーバーConoHa WINGと比べると体感できるレベルの違いがあります。

弱点としては、データのバックアップが有料になることや、電話サポートがないことが挙げられます。

スタンダード

スタンダードは、ライトプランと使用感はほぼ同じですが、各種スペックが向上しています。

 

ディスク容量が2倍になるので、動画など重たいコンテンツを扱いたい場合はスタンダードが最適です。

また、使えるデータベース(MySQL)数がライトは1に対して、スタンダードが50となっているので、複数サイト運営したい場合はスタンダードを選びましょう。

電話サポートもスタンダード以上で提供されます。

  • 中小企業のコーポレートサイトなど
  • 小〜中規模のWordPressサイト(1万〜10万PV程度)
  • 複数サイトを運営したい

ライトとスタンダードで迷った場合、下位プランにダウングレードすることは基本的にできないため、まずはライトプランで初めて、不足を感じたらスタンダードにアップグレードするという運用方法があります。

ハイスピード

ハイスピードは、WordPressのページ表示速度にこだわったプランです。

サーバーの種類が「LiteSpeed(ライトスピード)」と呼ばれるものに変わります。LiteSpeedは、ライトプランで使われているサーバーに比べて84倍もの処理スピードが出る、と言われています。

明らかに、表示速度がUPします。

また、ハイスピードだけ初期費用が常時無料となっており、ロリポップ!が今もっとも推しているプランです。

  • ページ表示速度にこだわりたい
  • 10万PV以上の本格的なWordPressサイトを運用したい

同時アクセス数が増えても耐えてくれるため、月のPV(ページビュー)が10万PVを超えるような、本格的な運用をしたい場合におすすめです。

エンタープライズ

最上位のエンタープライズプランは、名前の通り法人向けのプランになります。「LiteSpeed(ライトスピード)」を採用し、基本的な使用感についてはハイスピードと同様です。

1.2TB(1200GB)を誇る大容量ディスクが、最大の特徴です。

  • 共用サーバー最大クラスのディスク容量1.2TB
  • Web制作会社などビジネス用途に

大規模サイトや、Web制作会社などで複数サイト運営する場合におすすめです。

ニーズ別おすすめプラン

プランの選び分けですが、どれだけの規模でWordPressブログを運営していきたいのか。それによって選ぶプランが変わります。

  • あまりPVが増える予定のないミニサイトや、小規模なコーポレートサイトを運用したい→ライト&スタンダード
  • 10万PV以上の本格的なWordPressブログを目指したい→ハイスピード

このような形で、選びわけをすることができます。

ドメインずっと無料

ロリポップの「ドメインずっと無料」について解説。制限や適用条件について。

ロリポップ!では、独自ドメインの取得、更新費用が無料になる「ドメインずっと無料」サービスを提供しています。

.comや.netなどの人気ドメインを、サーバーの料金だけで使うことができます。

 

通常、ドメイン単体をお名前.comムームードメインなどで取得すると、年間1500〜2000円程度の維持費がかかるのですが、ロリポップ!であればかからないため、お得なサービスとなっています。

 

ちなみに、このドメインが無料になるサービスは、人気のレンタルサーバー各社が提供しているサービスです。

しかし、ロリポップ!の月額費用の安さで提供できている点が、評価できるポイントです。

ただし、条件があって、1年以上の契約が必要です。また、プランはスタンダード以上だけの特典となっているため注意が必要です。

ロリポップ!レンタルサーバーのスペック

続きまして、ロリポップ!のスペックについて特に注目すべき点に絞って、ご紹介していきます。

全プランSSD RAID10

ディスクは全てのプランでSSD RAID10を採用。

以前は、「エコノミー」「ライト」「スタンダード」の3プランについてはHDDでしたが、2020年8月に実施された「ロリポップ!爆速宣言」以降は全てSSDで統一されました。

SSDは、HDDと比較して動作が高速になり、ページ表示速度がUPします。

今ドキの人気レンタルサーバーはSSD化が当たり前ですが、格安のライトやスタンダードプランでも実現している点が強みです。

FTPソフトが提供される

全てのプランで、ファイルマネージャー(ロリポップ!FTP)の機能が提供されます。

外部のFTPソフトを利用しなくても、ブラウザ上でファイルのアップロード・ダウンロード・追加・削除などを簡単に操作することができます。

FTPソフトの設定や操作方法を覚える必要がなく、初心者でも簡単にファイルのアップロードをすることができます。

メディア運営の初心者であっても、サーバーで何かしらの問題が起きた場合にFTPは触ることになるので、非常に便利です。

独自ドメインのSSL対応

Webサイトを立ち上げたら、すぐにやりたい設定が「SSL化対応」です。

SSL化とは、第三者に情報をのぞかれたり盗まれたりしないよう通信のやりとりを暗号化することです。Webサイトのアドレスが「http://」から「https://」になります。

SSL化していると、安全で信頼できるWebサイトであることの証明になります。

ロリポップ!では全プランSSL化に対応しています。少し前まで、エコノミープランは対象外でしたが改善されました。

LiteSpeedを搭載

ロリポップ!では、ハイスピードとエンタープライズプランにおいて、「Lite Speed(ライトスピード)」と呼ばれるWebサーバーソフトウェアを導入しています。

 

一方で、スタンダード以下のプランでは、「LiteSpeed(ライトスピード)」ではなく、「Apache(アパッチ)」を採用しています。

こちらも、Webサーバーのソフトとしては標準的なもので、悪いものではありません。ただ、「LiteSpeed(ライトスピード)」の方が速度が速いのは確かです。

 

計算上では、「LiteSpeed(ライトスピード)」はApacheに比べると84倍もの速度が出ると言われています。

実際に比べてみると、84倍かどうかはさておき、体感でも表示速度は速くなるので、オススメです。

 

また、「スタンダード(Apache)」と「ハイスピード(LiteSpeed)」の差額は、110円です。

わずか缶コーヒー一本分の価格で、Webページの表示速度が上がり、ユーザーの利便性が高まると思えば、決して高くない金額のはずです。

 

表示速度にこだわりたい!という場合は、ハイスピードプラン一択です。

ロリポップ!レンタルサーバー ハイスピードプランを詳しくみる

ロリポップ!レンタルサーバー公式サイト

ロリポップ!レンタルサーバーのメリット

リーズナブルな月額料金

一定のサービス品質を保ちながら、非常にリーズナブルな月額料金を実現しています。

一昔前までは「安かろう悪かろう」のイメージもありましたが、近年ではグッとサービス品質が向上し、同価格帯のレンタルサーバーの中ではトップクラスのパフォーマンスを発揮します。

コストパフォーマンスでは、No.1と言えるでしょう。

シェア率が高い

ロリポップ!は、シェア率No.1のレンタルサーバーです。

※ただし、GMOペパボ株式会社が運営するホスティングサービス「ロリポップ!」と「ヘテムル」のユーザー数の合算の数値で、No.1です。

サービス単体ですと、

  1. エックスサーバー
  2. さくらのレンタルサーバー
  3. ロリポップ!

という順位になっています。

いずれにせよ、老舗かつ利用者数も多いというのは間違いありません。

それによって、何か問題が発生した時に、すでに利用しているユーザーの知見がネット上に溜まっているため、解決しやすいというメリットがあります。

信頼性が高い

サービススタートは2001年と、インターネット黎明期からホスティング(レンタルサーバー)サービスを運営しています。

エックスサーバーやさくらのレンタルサーバーといった競合と並ぶ「老舗」ですね。

もちろん、運営歴の長さが、必ずしも信頼性の高さにつながるわけではありません。

ただ、それだけ長い期間信頼を積み重ねてきたサービスですので、一つの安心材料にはなります。

GMOペパボ株式会社が運営

ロリポップ!は、GMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOペパボ株式会社が運営しています。

母体であるGMOインターネット株式会社は、東証一部上場企業です。突然サービスが終了したりするリスクは、非常に低いと言えるでしょう。

ロリポップ!レンタルサーバーのデメリット

同時アクセス集中に弱い

ロリポップ!レンタルサーバーのデメリットとしては、アクセス集中に弱いことが挙げられます。

GoogleAnalyticsのリアルタイムアクセス表示
GoogleAnalyticsのリアルタイムアクセス表示

具体的には、同時アクセス数が100人を超えて、150人〜200人程度になってくると挙動が怪しくなってきます。

借りているサーバーのスペックを超える同時アクセスがあると、サーバーは「503 Service Temporarily Unavailable」、つまり「サービスが一時的に利用不可」のエラーページを表示するようになります。

管理画面に広告が表示される

ロリポップ!レンタルサーバーでは、管理画面に広告が表示されます。ヘッダー部分と、サイドバーの一番下に表示されています。

ユーザーの利便性を最大限に考慮するなら、管理画面の広告表示は控えてほしいというのが本音です。

ただ、端っこに控えめな表示がされるだけなので、それほど邪魔ではありません。

管理画面の見た目が古い

正直、管理画面の見た目は10年前のようなデザインで、古臭いですね。

ただ、あまり頻繁に見た目を変えてしまうとユーザーの利便性を損なうため、あえて変えていない、という可能性もあります。

肝心な使い勝手については悪くない水準です。

表示スピード

エックスサーバーConoHa WINGなど、月額料金が1000円前後の、ページ表示速度が速いサーバーと比べると、ページ表示速度は遅いです。

「0.1秒でも速くWebサイトを表示させたい。」というユーザーには適さないですね。

ファイル数制限がある

ディスク容量の他に、「ファイル数制限」が設けられています。

ディスク容量は十分以上の数値なのですが、先にファイル数制限に達してしまうと、ディスク容量を使い切ることができない仕様です。

このような制限を設けているレンタルサーバーはロリポップ!ぐらいで、他社の人気レンタルサーバーにはない制限です。

これは、ぜひ改善してほしいですね。

もし、ファイル数制限に達してしまった場合の、詳しい回避方法については以下の記事でまとめています。

ロリポップ!レンタルサーバーのファイル数上限を回避する対策方法。

プラン変更が上位方向のみ

ロリポップ!では、プラン変更が上位プランのみで、下位プランへの変更ができません

上位プランへの変更は慎重に行うようにしましょう。

もし、下位プランに戻したい場合は、新たにもう一つロリポップ!を契約するしかありません。

ロリポップ!レンタルサーバーでアフィリエイトを始めよう

以上、ロリポップ !レンタルサーバーについてでした。

ここ数年でサービス品質がグッと向上しており、「安いけど使えない」サーバーではなくなりました。

むしろ、できるだけコストをかけたくない初心者アフィリエイターにとっては、非常に適したサービス内容になっています。

クレジットカード情報の入力が必要ない、10日間お試し期間もあります。

本契約前に、表示速度や、管理画面の使い勝手などをじっくりチェックすることが可能です。

ロリポップ!レンタルサーバー公式ページへ

ロリポップ!レンタルサーバー関連の記事一覧

当ブログでは、ロリポップ!レンタルサーバーに関する記事を特集しています。実際にロリポップ!レンタルサーバーを契約して得られた知識をベースに記事を執筆しています。

レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。

  1. ロリポップ!レンタルサーバーとは。プランの選び方や特徴を徹底解説!

  2. ロリポップ!でブログを始めよう。設定の流れをご紹介。
  3. ロリポップ!レンタルサーバーのファイル数上限を回避する対策方法。

  4. ロリポップの「ドメインずっと無料」について解説。制限や適用条件について。

  5. ロリポップ!の口コミや評判。遅い、悪いは昔の話。
  6. ロリポップは障害が多い?今は改善されました。[利用レビュー]

  7. ロリポップのライトプランはアフィリエイトできる?十分なスペックです。
  8. ロリポップ!解約方法と注意点。止めたい場合の対処法。

  9. ロリポップ!のプラン変更はアップグレードのみ可能。注意点とプランの選び方をご紹介。

  10. おすすめのレンタルサーバー6選【WordPressブログ初心者に最適】

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