レンタルサーバー

安いドメインは使って良い?メリット・デメリットや効率的なドメイン取得方法を解説。

安いドメインとは

WordPressブログなどを始める際に必要になるドメイン。

ドメインの取得には料金がかかりますので、できるだけ安く済ませたいですよね。

 

一例として、.xyzや.workなどの格安系ドメインで、取得費用が1円〜数十円というドメインも多く存在します。

しかしながら、あまりにも安いので、

取得費用が安いドメインを利用しても大丈夫だろうか。何か裏があるのではないか?

そんな疑問が生まれます。

 

結論から言って、格安系ドメインを利用しても大きな問題はありません。

ドメインの種別によってSEO順位が上下するということはないですし、格安だからといって大きなマイナス点があるわけではありません。

レンタルサーバーに付帯する無料ドメイン

ただし、格安ドメイン単体をレジストラで取得して利用する必要があるか?はよく考慮する必要があります。

 

なぜなら、近年のレンタルサーバーでは契約を申し込む際に、利用料がかからないドメインを1つプレゼントしてくれるサービスが当たり前になりつつあるためです。

そのため、そもそもドメイン単体の取得をする必要があるのか?をまずよく見極めましょう。

 

ドメインを取得するためには、主にドメイン貸与サービス(レジストラ)と、レンタルサーバーのサービスを利用する2通りのやり方が存在します。

 

↑ドメイン販売サービスをする「レジストラ(ドメイン名登録機関)」の例です。レジストラでは、ドメインを単体で取得することができます。

ドメインを提供する企業は「レジストラ」と呼ばれており、一部の限られた、信頼性の高い企業でしか提供ができません。

 

一方で、

↑レンタルサーバーを提供している事業者の例です。近年では、サーバーの契約費用だけで、無料でドメインを1つ使うことができるサービスを提供しています。

 

そもそもレンタルサーバーを借りることで、.comや.netなどのメジャーなドメインであっても無料でドメイン利用をできるのです。

多くの場合、ドメインが1つ無料で利用できますので、もしWordPressブログで格安ドメインを利用することを検討している場合、格安ドメインを利用するかどうか?を迷う必要すらそもそもない、ということです。

この記事では、無料、もしくは格安で提供されているドメインについて、詳しく解説していきます。

この記事の信頼性

筆者は、エックスサーバーで月間40万PV以上のWordPressメディアを運営しています。

当メディアは、株式会社ウィザードが運営しています。 インターネット黎明期からソフトウェア開発に従事し、20年の歴史があります。

小さなソフトハウスですが、自社にはサーバールームも保有し、ネットワークやサーバーについての知見があります。

安いドメインのメリット

短期利用なら少額で済む可能性

取得費用が安価なドメインは、短期利用であれば少額で済む可能性があります。

更新費用が高い可能性はあるものの、取得費用そのものは安価だからですね。

ただ、最近では人気のドメインである.comや.netでも格安で利用できるようになってきたため、その通説も崩れつつあります。

SEO面での悪影響はない

.xyzや.shopなどの格安系ドメインが、.comや.netに比べてSEO的に劣ることはありません。

Q: 新しい gTLD は検索に影響しますか?Google は、新しい TLD が有利になるようアルゴリズムを変更しているのですか?検索において、新しい TLD はどの程度重視されるのですか?
A: 基本的に、新しい gTLD も他の gTLD(.com、.org など)と同じように処理されます。検索において、特定の TLD のキーワードが有利に働くことも不利に働くこともありません。

これはGoogle公式ブログにて公言されている事実です。

出展:Google 検索セントラル ブログ

安いドメインの利用用途

安いドメインの利用用途としては、被リンク(バックリンク)目的で大量にドメインを取得したい場合などに向いています。

または、サイトを量産したい場合なども、できるだけ安価な方が良いでしょう。たくさんサイトを作って結果が残ったサイトのみ残す、といった手法などに使われます。

.comや.netが安くなっている

それから、知っておきたい事実として、近年では.comや.netといったメジャーなドメインであっても、むしろ取得費用や更新費用が非常に安い水準になってきているということです。

下記は、一例としてお名前.comでドメインを取得した場合の取得費用と更新費用です。

ドメイン 取得費用 更新料金(年)
.com 0円 1,287円~
.net 0円 1,507円~
.jp 330円~ 3,091円~
.site 1円~ 4,268

そのため、あえて.xyzなどの奇妙な?ドメインを利用するメリットは薄れているといえます。

安いドメインのデメリット

長期利用でむしろ高くなる可能性

安価なドメインのデメリットとしては、更新費用を含めると、むしろ高くつく可能性がある点です。

以下はお名前.comでの「.xyz」ドメインの取得・更新費用です。

.xyz 0円~ 1,628

.comや.netよりもむしろ更新費用が高くなっています。

さらに、現時点では.comや.netについても取得費用が0円となっていますので、あえて.xyzを利用する理由がありませんね。

見た目が悪く信頼性が低い

Webサイトに訪れてくれるユーザー目線で考えて、奇妙なドメインを利用しているサイトは信頼性が落ちます。

SEO的な評価は変わらないとしても、やはりパッと見た印象が良い「.com」、「.net」あたりを選んでおくのが無難ですね。

レンタルサーバーの「独自ドメイン」無料提供がおすすめ

繰り返しになりますが、近年、多くのレンタルサーバーでは、レンタルサーバー契約者に対して、独自ドメインを1つ「永久無料」で提供するサービスが付帯します。

つまり、レンタルサーバーの利用料金のみで、独自ドメインを使ったWordPressサイトを開設することができます。

ドメインの取得費用、更新費用はかかりません。

ただし、契約したサーバーを解約して他サーバーに引っ越しした場合は、永久無料の対象から外れるため、ドメインの更新料がかかります。

 

一方で、お名前.comエックスドメインムームードメインなどのドメイン単体で販売しているレジストラからドメインを入手すると、取得費用と更新費用がかかります。

近年のレンタルサーバーでは契約を申し込む際に、利用料がかからないドメインをプレゼントしてくれるサービスが当たり前になりつつあります。

そのため、レジストラでドメイン単体の取得をする必要があるのか?は、レンタルサーバーで無料ドメイン提供をしているかどうかを確かめてからにするべきです。

多くの場合、ドメインが1つ無料で利用できますので、格安ドメインを利用するかどうか?を迷う必要すらそもそもない、ということです。

 

以下、無料でドメインが用できるおすすめのレンタルサーバーの一覧です。

エックスサーバー

 

初期費用 3,000円
月額料金 990円~
無料お試し期間 10日間
容量 SSD300GB
転送量目安 600GB/日
データベース
(MySQL)
無制限

筆者がもっともおすすめするのは、ブロガー、アフィリエイターからの人気が高いXServer(エックスサーバー)

国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。

サービススタートは2003年からと運営歴が長いため信頼性があります。

無料で利用できるドメインが1つ付帯します。
XServer(エックスサーバー)は同時アクセスに対する耐性が強いので、ブログが大きくなってきてサーバーに負荷がかかっても、問題なくアクセスを処理してくれます。
筆者は、エックスサーバーで月間PVが40万以上のサイトを運営しています。
ときおり同時アクセス集中して、サーバーに負荷がかかることがあるのですが、アクセス集中によるサーバーダウンはこれまで一度も起きていません。

わからないことがあった時は、使用している人が多くノウハウが溜まっていますので調べやすい利点もあります。

エックスサーバー公式ページへ

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