エックスサーバーの料金は高いのか
エックスサーバーは、株式会社エックスサーバーが提供するレンタルサーバー(ホスティング)サービスです。
18年の運用実績を持つ老舗で、運用サイト数は220万件を超えており国内シェアNo.1。
安定&信頼のサービス提供を実現しながら、最新のハードウェア&ソフトウェアを導入し、表示速度の速さも定評があります。
多くのブロガー・アフィリエイターが使っていて、ノウハウや質問もインターネット上に蓄積されているため、何か問題が起きても解決しやすいのもメリットです。
そんなエックスサーバーの弱点としては、料金がやや高めであることです。
一例として、12ヶ月契約の場合を見てみましょう。
- 契約期間 [ 12ヶ月 ] 月額料金 [ 1,100円 ]
- 13,200円
- 初期費用(別途)
- 3,300円
月額料金1,100円 × 12ヶ月分 + 初期費用3300円で、16,500円がかかります。
この記事では、エックスサーバーの料金は本当に高いのか、それとも妥当なのかを検証してきます。
期間限定のキャンペーンで安く始めることができる場合があります。最初にキャンペーン内容や期間を「必ず」確認しましょう。
■エックスサーバー
⇒https://www.xserver.ne.jp/
この記事の信頼性
私は、エックスサーバーで月間40万PV以上のWordPressメディアを運営しています。
エックスサーバーの料金は高くない
結論から言って、エックスサーバーの料金は高くありません。
確かに、ライバルのサーバーと比べると、やや高価な月額料金設定となっています。
また、初期費用がかかるのもネックです。
しかし、提供されているサービスレベルを考えると妥当です。
- 安定性が高い
- 契約件数が多く困った時に調べやすい
- 容量・メモリなどサーバースペックが高い
- ページ表示速度が速く、快適なWordPressブログの運営をすることができる
など、エックスサーバーを借りることでさまざまなメリットがあります。
詳しく解説していきます。
エックスサーバーの月額料金
エックスサーバーの月額料金は、最も安いスタンダード(旧X10)プランで、月額990円から。
レンタルサーバーあるあるですが、月額料金は結構頻繁に変わります。まず最初に、エックスサーバー公式ページにて最新の料金を確認してみてください。
この記事を書いている時点では、契約特典として1年間限定で独自ドメインを無料で提供するサービスが付いてきます。
さらに、期間限定ではありますが、.comや.netの人気ドメインが永久無料となるキャンペーンを実施していることもあります。
エックスサーバーの過去のキャンペーン履歴は以下の記事でまとめています。
エックスサーバーが過去に実施していたキャンペーンまとめ。頻度やお得に契約する方法もご紹介。
エックスサーバーのおすすめプランについて
エックスサーバーのプランですが、スタンダード(旧X10)、プレミアム(旧X20)、ビジネス(旧X30)プランの3種類があります。
各プランの違いは、月あたりの転送量の最大値や、ディスク容量が異なります。また、サーバースペック(CPUやメモリ)も上位プランの方が強化されています。
一方で、機能面についてはほぼ同じです。
私が運営している月間40万PVのメディアもスタンダード(旧X10)プランで運用しています。
スタンダード(旧X10)プラン
ディスク容量 | 300GB |
転送量(1日) | 900GB/日 |
メモリ | 8GB |
CPU | 6コア |
月額料金 | 990円〜 |
スタンダード(旧X10)でもかなりの高性能です。
ディスク容量300GBについてですが、私が別で6年間運営して1000記事以上ストックがあるメディアでもやっと30GB程度です。
ですので、個人レベルだと10年ぐらい使い続けてもまだ余るぐらいの容量です。
データ転送量についても、細かい計算は省きますが、仮に月間10万PVのホームページでも1日あたりの必要転送量は10GB程度です。
1日900GBというのは途方もない数値ということがわかります。
それをたったの月額990円で使えるというのは、本当に凄いことです。
エックスサーバーの料金体系
契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
12ヶ月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
24ヶ月 | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
36ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
エックスサーバーの料金についてですが、契約期間によって月額料金が変わってきます。長期契約になるほどお安くなる仕組みです。
契約期間別 サーバー月額費用 比較
契約期間別に、サーバー月額費用を比較した一覧です。(初期費用は除く。最新の料金は各社HPでご確認ください。)
確かに、ライバルサーバーと比べると、やや高価ではあります。
しかし、使用感を考慮すると、決して高くないといえます。
エックスサーバーがお得な理由
利益をもたらしてくれる
エックスサーバーは、ページ表示速度が速いサーバーです。
ページ表示スピードが速いサイトは、SEOの評価が高くなるという事実は、Googleが公言しています。
多くのキーワードで検索上位表示を実現してくれます。私のサイトでの実績では、100件以上のキーワードで1位を取れています。
また、3位以内のキーワードも500件以上です。
すると、Googleの自然検索からユーザーを集客することができて、その結果、安定した収益をもたらしてくれます。
1日あたり数円です
エックスサーバー スタンダードプランの月額料金は、990円。
1日あたりに換算すると、約33円です。
高機能でサポートも充実したレンタルサーバーが1日33円で利用できると思えば、決して高くない水準です。
さらに、エックスサーバーは複数サイトでの利用が許可されていますので、2サイトで利用すれば16.5円。3サイトで利用すれば8.25円とどんどんお得になっていきます。
実際、私も複数サイトで使用しています。
無料でアップデートされる
エックスサーバーは、契約件数No.1のレンタルサーバーです。契約件数が多いため、設備投資に豊富な資金を回すことができます。
ハードウェアは常に最新版にアップデートされており、アップデートを利用するのに、追加料金は必要ありません。
そのため一度契約すれば、長い期間最新スペックのサーバーを使い続けることができます。
エックスサーバーの料金支払いについて
エックスサーバーの料金支払い方法を教えてください
料金お支払い方法は、クレジットカード(JCB、VISA、MasterCard、AMEX)、銀行振込み、Pay-easy(ペイジー)、スマホで支払えるpaidy(翌月後払い)・コンビニ払いから選べるのでお好きな方にしましょう。
銀行振込みは三井住友銀行(SMBC)となります。
コンビニ払いはセブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマートで支払いが可能です。
オススメはクレジットカード。手間が省けるうえに、後から自動更新にすることもできるので便利です。支払いを忘れるとサーバーが止まってしまうので注意が必要です。
エックスサーバーの料金支払いは一括払いできる?
長期契約にすると、契約期間分の料金を一括払いする形となります。
例えば12ヶ月契約にすると、12ヶ月分の月額料金 + 初期費用が一括請求されます。
支払い金額を確認するにはどうすれば良いですか?
エックスサーバーアカウントにログインし、上部メニューの「料金支払い」→「お支払い履歴」から確認することができます。
シン・レンタルサーバーもアリ
それでも、やはりどうしても高い…という方には、「シン・レンタルサーバー」の利用を検討してみましょう。
「シン・レンタルサーバー」は、エックスサーバーの販売元であるエックスサーバー株式会社からリリースされているレンタルサーバーです。
エックスサーバーをベースとしながら、少しお安い月額料金となっています。
エックスサーバーとほぼ同スペックですが、以下の違いがあります。
- 最新技術が先に搭載される
- 料金体系がシン・レンタルサーバーの方が安い
- CPU・メモリなどのリソースが厳格に管理される
エックスサーバーとほとんど同じサービス内容を、より低価格で提供しているサービスです。
エックスサーバーの価格まとめ
エックスサーバーは、本格的なWebサイト運営をする上で、必要になる機能が余すことなく提供されています。
ブログ・アフィリエイトサイトを本気で運営したいユーザーにとっては、心強い味方になってくれるレンタルサーバーです。
結論として、安くない金額ではありますが、使用感を考慮すれば、十分にコストパフォーマンスにも優れています。
価格改定されていることもありますので、公式サイトで現在の価格を確認してみてください。
エックスサーバーに関連する記事
当ブログでは、エックスサーバーに関する記事を特集しています。レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。
- [完全解説]XサーバーでWordPressサイトを作る方法
- エックスドメインとエックスサーバーでサイトを作ろう。設定手順。
- エックスサーバーの「wpXブログ」って稼げるの?無料で気軽だけどデメリットもあり。
- エックスサーバーに独自ドメインを設定しよう!新規ドメインの取得方法も解説。
- エックスサーバーのキャンペーン「無料ドメイン」のデメリット。
- エックスサーバーに相性の良いWordPressテーマ7選!
- エックスサーバーのFTP設定と接続方法について解説。
- エックスサーバーのログイン方法やサーバーパネルの使い方を解説。
- エックスサーバー株式会社とは。業績や沿革について。レンタルサーバー以外の事業もご紹介。
- エックスサーバーのメール設定。アカウント追加や使い方を解説。
- エックスサーバーのプランの違いを解説。ディスク容量と料金を基準で選ぶと良い。