エックスサーバーのプランの違いについて
エックスサーバーの料金プランは、スタンダード(旧X10)、プレミアム(旧X20)、ビジネス(旧X30)の3種類があります。
当記事ではプランごとの違いや、用途に応じたおすすめプランを解説します。
各プランの違いは、ディスク容量が異なります。また、サーバースペック(CPUやメモリ)も上位プランの方が強化されています。
一方で、機能面についてはほぼ同じです。
おすすめのプラン:スタンダード
筆者は、エックスサーバーで月間40万PV以上のWordPressメディアを運営していますが、スタンダードプランでスペックに不足を感じたことがありません。
よほど大規模なサイト(月間100万PV以上)でない限り、スタンダードプランで十分です。
契約途中でプラン変更をすることもできるため、まずはスタンダードプランで始めることをおすすめします。
また、プランのダウングレードも可能なので、アクセスが集中する月だけアップグレードする、という使い方もできます。
現在エックスサーバーでは、「半額キャッシュバックキャンペーン」を実施中です。
キャンペーン期間中に新規に『エックスサーバー』を「12ヶ月」以上で契約すると、《利用料金の半額》のキャッシュバックを受け取れます。
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より長期のご契約ほどキャッシュバック金額がアップします!
プランごと、契約期間ごとのキャッシュバック金額は次のとおりです。[スタンダードプラン] 12ヶ月: 6,600円
24ヶ月:12,540円
36ヶ月:17,820円[プレミアムプラン] 12ヶ月:13,200円
24ヶ月:25,080円
36ヶ月:35,640円[ビジネスプラン] 12ヶ月:26,400円
24ヶ月:50,160円
36ヶ月:71,280円
ちなみに、
- これまで月額料金の割引は最大で50%OFF
となっています。月額料金の割引キャンペーンは頻繁に実施してるわけではなく、年に数回の開催です。
(以前実施された半額キャンペーンは超人気で、終了時期が早められてしまったこともあります。)
今すぐキャンペーン内容や期間を確認することをおすすめします。
■エックスサーバー
⇒https://www.xserver.ne.jp/
スタンダードプランのデメリットは?
筆者はスタンダードプランで数年にわたりWebサイト運営をしていますが、ほぼ不満やデメリットはないですね。
強いて言うならば、初期費用が3,300円かかっていたのがネックでした。ライバルが初期費用無料のケースも多かったからです。
今は、初期費用となりましたので、そのネガは解消されました。
それから、ページ表示速度については十分以上に速いのですが、ConoHa WINGの方がより速い印象です。
国内シェアNo.1の信頼性、安心感を得たいならエックスサーバー。
一方で、トコトン表示速度にこだわりたいのなら、ConoHa WINGという選び分けとなります。
エックスサーバー とエックスサーバー ビジネスの違い
個人向けのエックスサーバーと、法人向けのエックスサーバー ビジネスが用意されています。
両者の違いは、サポートの充実度です。
エックスサーバーでは、最上級のビジネスプランであっても、ストレージ容量が大きいだけで、法人利用に向いたサポートはありません。
一方で、エックスサーバー ビジネスでは、法人利用に特化したサポート内容が用意されています。
- 設定代行
- 24時間365日サポート
- 安定稼働が保証されている
このようなサービスが欲しければ、エックスサーバー ビジネスを選ぶと良いでしょう。しかし、サポートが手厚い分、料金も高くなっていますので注意が必要です。
エックスサーバーのプラン詳細
各プランにおいて、大きく違う点について一覧表にしました。
まずは、個人向けのエックスサーバーについてです。
スタンダード(旧X10)、プレミアム(旧X20)、ビジネス(旧X30)の3種類が用意されています。
スタンダード(旧X10)プランの詳細
ディスク容量 | 300GB |
転送量(1日) | 900GB/日→無制限 |
メモリ | 8GB |
CPU | 6コア |
月額料金 | 990円〜 |
スタンダード(旧X10)プランがおすすめのケース
- 個人ブログ運営者
- 高性能なサーバーを安価に利用したい
- これからWordPressブログを始める
そんなユーザーには、スタンダードプランがおすすめです。
プレミアム(旧X20)プランの詳細
ディスク容量 | 400GB |
転送量(1日) | 1200GB/日→無制限 |
メモリ | 12GB |
CPU | 8コア |
月額料金 | 1980円〜 |
プレミアム(旧X20)プランがおすすめのケース
- スタンダードプランの機能に不満を感じる方
- 中規模サイト(月間50万PV〜100万PV)など
- サブドメインを利用して複数サイトを利用する場合
ビジネス(旧X30)プランの詳細
ディスク容量 | 500GB |
転送量(1日) | 1500GB/日→無制限 |
メモリ | 16GB |
CPU | 10コア |
月額料金 | 3960円〜 |
ビジネス(旧X30)プランがおすすめのケース
- 動画や画像などサイズの大きなファイルを多く格納する
- データベース型のサイトなど、ストレージ容量が必要な場合
- メールなどを複数人で利用する場合
- 企業ドメインや法人ドメインがお得に手に入る
ビジネスプランは、メール利用などで多くのストレージ容量を確保したいときに選ぶと良いでしょう。
プランごとの比較をしてみると、スタンダード(旧X10)でもかなりの高性能です。
ディスク容量300GBについてですが、筆者が別で6年間運営して1000記事以上ストックがあるメディアでもやっと30GB程度です。
ですので、個人レベルだと10年ぐらい使い続けてもまだ余るぐらいの容量です。
データ転送量についても、全プランで無制限となっています。
仮に月間10万PVのホームページでも1日あたりの必要転送量は10GB程度です。
スタンダードは以前、1日900GBの制限がありましたが、すでに途方もない数値です。
エックスサーバーの月額料金
個人向けのエックスサーバーで最も安いのが、スタンダード(旧X10)プランで、月額990円から。
レンタルサーバーあるあるですが、月額料金は結構頻繁に変わります。まず最初に、エックスサーバー公式ページにて最新の料金を確認してみてください。
期間限定の割引プランが適用されていることがあり、お得に利用することができます。
具体的には、初期費用無料や、月額料金キャッシュバックキャンペーンなどを頻繁に実施しています。さらに、ブログ開設に必須な「独自ドメイン」の使用料無料などもあります。
エックスサーバーの過去のキャンペーン履歴は以下の記事でまとめています。
エックスサーバーが過去に実施していたキャンペーンまとめ。頻度やお得に契約する方法もご紹介。
エックスサーバーの料金体系
契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
12ヶ月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
24ヶ月 | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
36ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
エックスサーバーの料金についてですが、契約期間によって月額料金が変わってきます。長期契約になるほどお安くなる仕組みです。
エックスサーバービジネスのプラン詳細
続いて、エックスサーバー ビジネスと呼ばれる法人向け契約についてです。
こちらもスタンダード(旧B10)、プレミアム(旧B20)、エンタープライズ(旧B30)の3種類のプランに分かれています。
スタンダード(旧B10)プランの詳細
ディスク容量 | 300GB |
転送量(1日) | 900GB/日 |
月額料金 | 3,762円〜 |
プレミアム(旧B20)プランの詳細
ディスク容量 | 400GB |
転送量(1日) | 1200GB/日 |
月額料金 | 7,524円〜 |
エンタープライズ(旧B30)プランの詳細
ディスク容量 | 500GB |
転送量(1日) | 1500GB/日 |
月額料金 | 11,286円〜 |
個人向けプランに比べると、ディスク容量や転送量については違いがありませんが、1サーバーあたりの収容数の制限をすることでサーバースペックに差があります。その分、月額費用は高価になっています。
- サーバースペックが向上
- セキュリティ面、信頼性
- サーバー設定の無料代行サポート
以上3点が、通常のエックスサーバーとの違いです。
また、初期費用に関しても16,500円とお高くなっています。※現在、3ヶ月・6ヶ月契約で8,250円、12ヶ月以上の契約で初期費用0円というキャンペーンを実施しています。
エックスサーバービジネスの料金体系
契約期間 | スタンダード | プレミアム | エンタープライズ |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 5,016円 | 10,032円 | 15,048円 |
6ヶ月 | 4,598円 | 9,196円 | 13,794円 |
12ヶ月 | 4,180円 | 8,360円 | 12,540円 |
24ヶ月 | 3,971円 | 7,942円 | 11,913円 |
36ヶ月 | 3,762円 | 7,524円 | 11,286円 |
月額料金に関しては、エックスサーバーと同様に長期契約ほど安くなる料金体系を採用しています。
エックスサーバー契約時のポイント
エックスサーバーのおすすめ契約期間
エックスサーバーのおすすめの契約期間は、割引率と、イニシャルコストのバランスがとれた「12ヶ月」契約がおすすめです。
レンタルサーバーを契約するときは、長期契約をすればするほど割引が大きくなり、お得になる仕組みです。
ですが、長期契約には以下のようなデメリットがあります。
- サービス終了する可能性がゼロではない
- サーバーの引っ越しをしたい場合に契約期間が余ることがある
レンタルサーバーはサービスの性質上、途中解約した場合の残り期間の返金は認めていない場合がほとんどです。
ですので、あまり長期すぎる契約ですと、小回りが利かなくなる可能性があります。
サーバーの契約期間について、以下の記事でより詳しく解説しています。
レンタルサーバーのベストな契約期間は?バランスのとれた12ヶ月がおすすめ。
エックスサーバーのオプションについて
エックスサーバーでは、独自SSLの設定をすることができます。
SSL(HTTPS)化は、モダンなWebサイトには必須の設定で、Googleからも設定するように推奨されています。
URLの先頭に付く「http」を「https」にするための設定ですね。
末尾に「s」がつくWebサイトは、暗号化通信という技術を使ってデータをやりとりするため、通信中の情報を外部から盗まれないようになります。
クレジットカード情報などをやりとりする場合必須の設定ですが、昨今では個人ブログでも、訪れたユーザーに信頼を与えるために求められています。
エックスサーバー では無料の独自SSL化機能が提供されている他、オプションとして年間880円からオプション独自SSLを発行することができます。(個人ブログであれば「無料独自SSL」を利用すれば大丈夫です。)
エックスサーバーのドメインについて
エックスサーバーは、ドメインを販売できる「レジストラ」であり、サーバーとドメインをセットで使用することができます。
現在、契約特典として.comや.netの人気ドメインが永久無料となるキャンペーンを実施しています。
ドメイン単体での販売もしており、人気の.comドメインも1円から利用することができます。
一昔前までは、レンタルサーバーとドメインは別々で契約するのが普通でしたが、時代は変わりましたね。基本的にはレンタルサーバー代のみでWebサイトを運用していくことが可能です。
プランによって、利用できるドメインの種類に差がつけられています。
スタンダード | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site のいずれか |
---|---|
プレミアム | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp のいずれか |
ビジネス | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp / .co.jp/ .or.jp / .ne.jp / .gr.jp のいずれか |
ビジネスプランでは、サイトの権威性を表すことのできる「.co.jp/ .or.jp / .ne.jp / .gr.jp」などのドメインを利用することができます。
(co.jpならびに上記ドメインは、属性型jpドメイン名と呼ばれ、日本国内で登記を行っている会社が取得可能となっています。)
エックスサーバーでよくある質問
独自ドメインはどうやって購入できますか?
ドメイン単体をご希望の場合、エックスサーバーが提供するドメインサービスであるXserverドメインで取得することができます。
エックスサーバーユーザーはお得な価格で取得することが可能なので、購入前にエックスサーバーを契約し、エックスサーバーアカウントでドメイン取得の手続きをすることをオススメします。
料金プランの変更はどのようにすれば良いですか?
料金プランの変更は、エックスサーバーアカウントにログインして、エックスサーバー 契約管理ページ内の「プラン変更」から実施することができます。
契約期間中であればいつでも変更可能です。また、プランのダウングレードも可能なので、アクセスが集中する月だけアップグレードする、という使い方もすることができます。
他社のサービスではアップグレードのみ対応というサービスもあるので、エックスサーバーのプラン変更は非常に柔軟です。
操作についてサポートはありますか?
電話サポートで操作についてサポートを受けることができます。利用中のレンタルサーバーに関する相談のほか、運用・設定に関する相談や、各種プログラムの新規インストールや更新方法についても答えています。
エックスサーバー公式サイトの右上、「サポート」をクリックして電話またはメールで問い合わせしましょう。XserverアカウントIDを伝えれば、対応してくれます。
また、「サポート」ページも充実しており、電話orメールで問い合わせる前に解決してくれることもあります。
エックスサーバーは低価格&高性能を両立したレンタルサーバー
エックスサーバーのおすすめプランはスタンダードです。
本格的なWebサイト運営になってきても、十分に耐えうるスペックを持っています。具体的には、アクセスが集中した際もエラーなどを起こさずに、とても安定しています。
エックスサーバーは、個人で借りても負担の少ない月額料金となっています。一方で、アクセスが集中した際もエラーなどを起こさずに、とても安定しています。
初心者の方は、ぜひ低料金&高性能を両立したエックスサーバーの良さをぜひ体感してみてください。初めての1台に間違いないレンタルサーバーです。
エックスサーバーに関連する記事
当ブログでは、エックスサーバーに関する記事を特集しています。レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。
- [完全解説]XサーバーでWordPressサイトを作る方法
- エックスドメインとエックスサーバーでサイトを作ろう。設定手順。
- エックスサーバーの「wpXブログ」って稼げるの?無料で気軽だけどデメリットもあり。
- エックスサーバーに独自ドメインを設定しよう!新規ドメインの取得方法も解説。
- エックスサーバーのキャンペーン「無料ドメイン」のデメリット。
- エックスサーバーに相性の良いWordPressテーマ7選!
- エックスサーバーのFTP設定と接続方法について解説。
- エックスサーバーのログイン方法やサーバーパネルの使い方を解説。
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- エックスサーバーのメール設定。アカウント追加や使い方を解説。