1ヶ月だけ借りれるレンタルサーバー
多くのレンタルサーバーで、最低の契約期間が存在しています。それが「3ヶ月」というケースが大半です。
サーバー会社は月額利用料金が主な収益源で、長期契約になってもらうことで儲けを出すビジネスモデルですので当然といえば当然です。
一方で、ユーザーによっては、「1ヶ月間という短い期間だけレンタルサーバーを利用したい。」というニーズもあるでしょう。
例えば、期間限定キャンペーンやイベント、季節もの商品のプロモーションなどを行う際に必要となってきます。
料金プランによっては最低契約期間なしで、1ヶ月間だけ借りれるレンタルサーバーも存在します。
短期間だけレンタルサーバーを借りたい。というユーザーに向けて「1ヶ月間だけ借りれるレンタルサーバー」をまとめました。
共用サーバー
まずは、共用サーバーで短期利用が可能なサーバーをご紹介します。
「共有サーバー」は、複数のユーザーで1台の物理サーバーを共有する仕組みで、費用も複数人で分割されるため、コスト重視の場合に選ばれます。
wpX Speed
wpX Speedは、wordpress専用クラウド型レンタルサーバーで、エックスサーバー株式会社が2019年9月にサービスをスタートしました。
料金プランが上限ありの従量課金制となっている点【2.2円/時(税込)】が、シン・レンタルサーバーや、エックスサーバーとの大きな違いです。
つまり、1ヶ月という短期間利用することも可能となっています。
一方で、月額料金の上限値については、他のサービスの月額料金より少し高く、最大1,320円(税込)/月となっています。
ConoHa WING
ConoHa WINGは、GMOインターネット株式会社が提供するレンタルサーバー(ホスティング)サービスです。
サービス開始は2018年からと、まだ新しいサービスですが、運用サイト数は40万件を超えており今最も勢いのあるサーバーです。
ConoHa WINGの「通常料金」タイプは、最低利用期間が定められていないため、1ヶ月間という短い期間でも利用することができます。
一方で、独自ドメイン付きの「WINGパック」タイプに関しては、最低の契約期間が3ヶ月となっています。
ConoHa WING公式サイト
■ConoHa WING
⇒https://www.conoha.jp/wing/
カゴヤ・ジャパン WordPress専用サーバー
カゴヤ・ジャパンのWordPress専用サーバーは、WordPressユーザー向けに特化したレンタルサーバーです。
毎月の自動更新という仕組みをとっており、最低契約期間はありません。
全プランにWordPressの高速表示を実現する「KUSANAGI(くさなぎ)」が標準搭載されています。WordPressサイトに最適化した作りで、高速な表示スピードを実現することができます。
全プランでKUSANAGI標準搭載の高性能なレンタルサーバーなのに、初期費用は無料、そして月額も440円〜という低価格で利用できるのが特長です。
※長期契約割引ではなく、1ヶ月だけの契約でも440円とかなりお得です。
iCLUSTA+
iCLUSTA+は、GMOクラウドが提供する法人向けの共用レンタルサーバー。安定稼働を特徴としており、クラスタ技術によって100%に近いサーバー稼働率を実現しています。
WordPress、Movable Type、EC-CUBEといった、広く利用されている人気アプリ各種について「簡単インストール機能」に対応しています。
プランごとに「サイト同時アクセス上限数」を設定しており、アクセス集中時には、有償オプションの「サイト同時アクセス上限数追加」によって同時にアクセス可能な数を増やすことができます。
クラウド&VPSサービス
続きまして、短期間(1ヶ月)でも利用できるクラウド&VPSサーバーのご紹介です。
クラウドサーバーとは、1台の物理サーバーを複数の仮想サーバーに分けて、それぞれのユーザーに専有サーバー環境を提供するサービスです。
契約後も契約を解除することなく、自由にリソースを変更することができます。また、仮想サーバーを1契約で複数台契約することができます。
クラウドとよく似た言葉として、VPSがあります。VPSとクラウドは、仮想化技術を使ってユーザーに仮想サーバーを提供する点は、サービス内容が同じです。
しかし、VPSは、1ユーザーに対して専用サーバーと同等の機能を有した仮想サーバーを提供する仕組み。一方で、クラウドは1ユーザーに対して複数の仮想サーバーを提供できて、リソースも自由に変更できます。
GMOクラウド ALTUS(アルタス)
GMOクラウド ALTUS(アルタス)は、GMOクラウド株式会社が提供しているIaaSです。
ALTUSではBasicシリーズとIsolateシリーズと呼ばれるプランが用意されており、どちらでも毎月の自動更新という仕組みをとっており、最低契約期間はありません。
初期費用0円、月額費用1,650円〜と共用サーバー並みの低価格ではじめることができます。
複数台のサーバを構築して使い分けたり、ニーズに応じて拡張したりといったIaaSならではの特徴を持ちます。
いっぽうで、難解なコマンド入力が不要で「簡単に使える」点も支持されています。
KAGOYA CLOUD VPS
カゴヤ・ジャパンが提供するVPSサーバーが、KAGOYA CLOUD VPSです。
余談ですが、カゴヤ(kagoya)は「カゴヤガス」というガス会社からスタートして、レンタルサーバー(VPS)事業でも成功している会社です。
特徴としては電話・メールによる365日のサポート体制と低価格な料金。VPSとしては価格相応の標準的なスペックです。
月額880円~と低価格な上に、3プラン全てで初期費用無料となっています。毎月の自動更新という仕組みをとっており、最低契約期間はありません。
ConoHa VPS
GMOインターネット株式会社が提供しているConoHa VPS。
共用サーバーでご紹介したConoHa WINGと同じく、GMOインターネット株式会社が提供するレンタルサーバー(ホスティング)サービスです。
特徴としては「かんたんに使える超高速VPS」を掲げています。 申込時間の短さや料金の面はもちろん、その操作性の高さや、スペックも高水準です。
料金体系はシンプルで、初期費用なし、時間単位の課金制。月額682円〜と安価に利用することができます。