mixhostが遅くて重い?
mixhostは、大阪市に本拠を置く、アズポケット株式会社が提供するレンタルサーバーです。
この記事では、筆者自身がmixhostを利用したレビューから、主にmixhostのページ表示スピードについて解説いたします。
mixhostが遅いし重い。といった評判を見かけたのですが、全くそのようなことはなく、むしろ高スペックで速いサーバーです。
☝︎私が実際にmixhostで運用しているWebサイトはこちらです。
月間PV(ページビュー)は20万PV、UU(ユニークユーザー)は10万人規模のサイトです。
累計約10万ダウンロードされている記事配信アプリ「ソトシル」に登録されており、新規記事へ同時に数百人がアクセスすることも珍しくありません。
つい先日も、新規記事がピックアップに掲載され多くのトラフィックが流入しましたが、問題なくさばいてくれます。
また、ページ表示速度も満足のいく水準です。
高安定性Webサーバー LiteSpeed(ライトスピード)
mixhostのWebサーバーソフトウェアには、同時大量アクセスの高速処理に優れたLiteSpeed(ライトスピード)を採用しています。
アクセス集中時でも、LiteSpeedを採用したmixhostなら、優れたパフォーマンスで処理してくれます。
3年ほどメディア運営していますが、アクセス集中時にサーバーの応答が遅くなることは、一度もありませんでした。
mixhostが遅い時の対処法
基本的には初期の設定で十分に速いですが、もしあなたの環境でmixhostが遅い。という場合は、以下の対策を取ることができます。
PHPバージョンの最新化
- mixhostのcPanelへログイン
- [ソフトウェア]→[MultiPHP マネージャー]を選択
- 最新のPHPバージョンを選択して[適用]ボタンをクリック
WordPressはPHPというプログラム言語で動作しています。
PHPのバージョンが古いままですと、動作が遅くなる可能性がありますので最新化します。
Webサイトの最適化の実施
- mixhostのcPanelへログイン
- [ソフトウェア]→[Webサイトの最適化]をクリック
- [すべてのコンテンツを圧縮]を選択して[設定の更新]ボタンをクリック
ユーザーのブラウザに表示する画像やその他コンテンツを、圧縮した状態でやりとりすることでページ表示速度を最適化することができます。
高速化プラグイン「Litespeed Cache」の導入
- WordPressにログイン
- プラグインの[新規追加]→「Litespeed Cache」を入力
- 「Litespeed Cache」をインストールして有効化
LiteSpeed Cacheは、高速Webサーバーソフトウェア「LiteSpeed」を採用しているサーバーのみで利用できるキャッシュ機能です。mixhostはLiteSpeedを採用しているため、利用することができます。
その他、WordPressを高速化する方法は以下の記事でご紹介しています。
mixhostを実使用した結論
実際にメディア運営をしてわかったmixhostのメリット・デメリットを簡潔にまとめます。
メリット
- 安定している
- 表示スピードが速い
- WordPressブログを簡単に開設できる
mixhostの使用感としては、ページ表示速度やアクセス集中時の安定度など、サービスの基本的な部分に関して満足できる水準です。
特に表示スピードの速さについて、サイト表示速度にこだわる中級者以上のユーザーも満足いくレベルです。
高品質なサービスを提供しながら、さらに「独自ドメイン永久無料」のお得な特典付きのコストパフォーマンスの良さも高評価です。
さらに、wordpressクイックスタート機能によって、数分でWordPressブログが立ち上げられる点が初心者ユーザーにも評価されています。
WordPressの初期設定を簡単にできるので、ブロガーはブログ執筆に時間を割くことができます。
また、サポート体制がしっかりしている点も、mixhostの魅力のひとつ。サポートに対する返事が速く、内容も的確だという評判です。
サポートを積極的に使いたいWordPress初心者にも、安心してオススメすることができます。
ただし、mixhostには電話サポートがなく、メールフォームでの対応のみとなっています。
■mixhost
デメリット
- それなりにまとまったコストがかかる
格安レンタルサーバーではないので、確かに申し込み時に1年契約などにすると、万単位でのコストとなります。
ただし、頻繁に月額料金の割引キャンペーンを実施しています。
一方で、月額500円程度の格安レンタルサーバーでは、アクセス集中時にページ表示エラーを起こすなど問題のあるサービスも良くあります。
その点、mixhostはグッとサービスの品質が向上します。
月額費用を重視するあまり、格安レンタルサーバーを契約してしまうと、「安かろう悪かろう」状態に陥ってしまいます。
また、格安サーバーに不満が出てきてサーバーを引っ越すと、かなり面倒な作業が発生します。
ですので、本格的なブログを運用するつもりならば、はじめからmixhostを契約してしまうのが正解です。
- 障害発生が多い
SNSなどのレビューを見ていると、やや、障害の発生頻度が高いようなイメージを受けることがあります。
ですが、私自身、mixhostでメディアを運用していますが、障害の発生で悩まされたことは一度もありません。
障害発生の口コミについては、2019年以前の書き込みが目立ちました。
私は2019年10月からmixhostを利用しているため、それ以降については障害の発生頻度が、対策されて抑えられているように感じます。
- プランのダウングレードができない
mixhostの注意点として、プランのダウングレードができない点が挙げられます。
⇨現在、ダウングレードにも対応しています。
最初はスタンダードで小さく始めて、ブログが大きくなってきたら徐々にアップグレードするのがおすすめです。
とはいえ、私の月間20万PVのサイトでも、スタンダードで全く問題なく稼働しています。
mixhostと並んで評判の良いレンタルサーバー
mixhostと並んで評判の良いレンタルサーバー一覧です。
いずれもサービス品質、ページ表示スピードなどmixhostに迫る品質です。
ここで紹介している各社のサービスはWordpressへの適応度や、料金面などじっくり比較してもかなり強力なライバルです。
各社の比較は以下の記事でまとめています。
AD WordPressでブログを始めたいから、おすすめのレンタルサーバーを教えて欲しい! そんな方に向けて、オススメのレンタルサーバーを6つご紹介します。(すべて実際に契約して試しています。※PRのための商品提供は一切受けてい[…]
mixhostの注意点
管理画面が独特
管理画面(cPanel)の使い勝手の良さについて、やや使いにくい、というレビューが目立ちました。
cPanelは、人気の高い汎用の管理画面で、mixhostでも採用されています。
高機能な代わりに、メニュー数が多く、初心者にとってはどこに何の機能があるのか、少し分かりづらいとのことでした。
一方で、手厚いサポート体制がありますし、個人的な実感としては、特に心配するような水準で難しいということはありません。
私自身、数年にわたってmixhostを利用していますが、
ライバルであるエックスサーバーやConoHa WINGなどのコントロールパネルと比べても、特別使いにくいという感覚はありません。
ただし、こういった管理系パネルの操作感については、好みがあるのも事実です。
まずは30日間のキャッシュバックキャンペーンを利用して、その使用感を試してみることをおすすめします。
mixhostは遅くない。むしろ速い。
mixhostの評判や使用レビューについてご紹介いたしました。
スペックの高いサーバーなので、ブログが成長してきても引っ越しの必要がないという点や、WordPressブログをとにかく簡単に始められるという点でオススメできます。
また、サイトの表示速度にこだわりのある中〜上級者にもオススメできます。
WordPressブログを複数作っても耐える機能やスペックで、動作が重くなりがちなWordPressブログをサクサク動かせる処理スピードを提供してくれます。
WordPressに最適化されたmixhostの良さをぜひ体感してみてください。間違いないレンタルサーバーです。
mixhostにはお試し無料期間はありませんが、代わりに30日以内の返金保証があるため、実質無料でお試しができる仕組みです。
まずはページ表示速度の速さを体感してから本契約に進むことが可能です。
mixhostに関連する記事
当ブログでは、mixhostに関する記事を特集しています。
実際にmixhostを契約して得られた知識をベースに記事を執筆していますので、レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。