mixhostとConoHa WINGを徹底比較
mixhostとConoHa Wing(コノハ ウィング)で迷っている方に向けて、違いをまとめました。
私は両方のサーバーでそれぞれ、月間10万PV以上のメディアを運営しています。
mixhost → maagz.jp(キャンプ情報サイト)
ConoHa Wing → ikahime.net(釣り情報サイト)
ですので、単にサーバースペックを並べただけの記事ではありません。
(運営メディアのPVについては、SimilarWebなどで調査できるので嘘ではないことがわかるはずです)
そこから得られた知見を元に、それぞれどんな方におすすめなのか検証します。
プラン一覧
それぞれのプラン一覧をご紹介します。まずは、mixhostから。
公式サイト | プラン | 初期費用 | 月額料金 | 年間料金 | 容量(GB) |
https://mixhost.jp/ | mixhost スタンダード | 無料 | 968円 | 12,936円 | 300 |
https://mixhost.jp/ | mixhost プレミアム | 無料 | 979円(キャンペーン) |
13,068円 | 400 |
https://mixhost.jp/ | mixhost ビジネス | 無料 | 1969円(キャンペーン) |
26,268円 | 500 |
以前用意されていたビジネスプラス・エンタープライズは廃止され、スタンダード・プレミアム・ビジネスの3プランに変更されています。
年間料金は、1年契約での金額です。
続いて、ConoHa WINGのプラン一覧です。
公式サイト | プラン | 初期費用 | 月額料金 | 年間料金 | 容量(GB) |
https://www.conoha.jp/wing/ | ConoHa WING ベーシック | 無料 | 911円(キャンペーン) 1,320円 |
10,929円 | 300 |
https://www.conoha.jp/wing/ | ConoHa WING スタンダード | 無料 | 2,145円(キャンペーン) 2,640円 |
25,740円 | 400 |
https://www.conoha.jp/wing/ | ConoHa WING プレミアム | 無料 | 4,290円(キャンペーン) 5,280円 |
51,480円 | 500 |
年間料金は、1年契約での金額です。
それぞれ、月額料金の割引キャンペーンはほぼ常時実施されているため、キャンペーン価格(実質の料金)を掲載しています。
もっとも安価なプラン(mixhostのスタンダードプラン、ConoHaWingのベーシックプラン)同士を比較すると、ConoHaWingの方が安価です。
一方で、mixhostでは上位プランの割引率が大きく、お得に利用できるようになっています。
次章からは主に、mixhostのスタンダードプラン、ConoHaWingのベーシックプランについて比較します。
mixhostとConoHa WINGを選ぶべきユーザー
mixhostとConoHa Wing(コノハ ウィング)を選ぶべきユーザーは、結論から言うと以下になります。
mixhostを選ぶべきユーザー
- 後発ならではの柔軟性を生かした、ハイスペックなサーバー環境を味わいたい
- オールジャンルOK(アダルト、ギャンブル等のセンシティブ系コンテンツOK)
- 安定感のあるサーバーを、比較的安価に選びたい
大手に負けないスペック
センシティブコンテンツOK
アクセス集中に強い
mixhostのデメリット
ConoHa WINGを選ぶべきユーザー
- ページ表示速度を重視したい
- GMOインターネット運営の安心感
- 料金よりも、性能重視
最速クラスの表示速度
ConoHa Wing(コノハ ウィング)最大の特徴は、ページ表示速度の速さです。
実際に運営しているサイトを見てもらえると伝わると思うのですが、やたら速いです。
ですので、とにかくページ表示スピードを重視したいユーザーに向いています。
アクセス集中時も安定
Conoha WINGのデメリット
デメリットとしては、管理画面の使い勝手です。
機能が絞ってあり、シンプルで使いやすいように思える管理画面ですが、階層構造で、どこに何の機能があるのか少しわかりづらい面もあります。
このような住み分けとなっています。
料金比較
mixhostとConoHa Wing(コノハ ウィング)の料金比較です。
キャンペーン割引を含めない正規料金での比較
mixhost | Conoha WING | |
3ヶ月 | 1,518円 | 1,210円 |
6ヶ月 | – | 1,100円 |
12ヶ月 | 1,078円 | 911円 |
24ヶ月 | – | 861円 |
36ヶ月 | 968円 | 740円 |
キャンペーンを含めない、通常料金同士の比較ではConoHa Wing(コノハ ウィング)の方が安価に利用できることがわかります。
また、mixhostは契約期間の選択肢が少なく、6ヶ月と24ヶ月契約がありません。
mixhostの料金体系
契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,518円 | 3,058円 | 6,138円 |
12ヶ月 | 1,078円 | 2,178円 | 4,378円 |
36ヶ月 | 968円 | 1,958円 | 3,938円 |
mixhostのプラン料金についてですが、契約期間によって月額料金が変わってきます。長期契約になるほどお安くなる仕組みです。
ConoHa WINGの料金体系
契約期間 | ベーシック | スタンダード | プレミアム |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,210円 | 2,530円 | 5,060円 |
6ヶ月 | 1,100円 | 2,365円 | 4,730円 |
12ヶ月 | 911円 | 2,145円 | 4,290円 |
24ヶ月 | 861円 | 2,035円 | 4,070円 |
36ヶ月 | 740円 | 1,925円 | 3,850円 |
ConoHa WINGの「WINGパック」料金についてですが、契約期間によって月額料金が変わってきます。長期契約になるほどお安くなる仕組みです。
初年度にかかるコスト比較
mixhost | ConoHa WING | |
3ヶ月契約 | 4,554円 (税込) |
3,630 円 (税込) |
12ヶ月契約 | 12,936円 (税込) | 10,929 円 (税込) |
36ヶ月契約 | 34,848円 (税込) | 23,760 円 (税込) |
どちらも、初期費用は無料ですので、単純に月額費用 × 契約期間の金額が、初期コストとして発生します。
スペック比較
スペックよりも、実際の使用感の方がずっと大事です。
ですが、一応両者のスペックをわかりやすいように比較しておきます。
機能 | mixhost | ConoHa WING |
---|---|---|
OS | CloudLinux | CloudLinux |
ウェブサーバー | LiteSpeed | Apache + nginx |
vCPU | 4コア/6コア/8コア | 6コア/8コア/10コア |
メモリ | 4GB/8GB/12GB | 8GB/12GB/16GB |
ストレージ容量 | 300/400/500GB | 300/400/500GB |
RAID構成 | RAID10 | RAID10 |
無料独自SSL | Let’s EncryptのSSL証明書を利用可能 | Let’s EncryptのSSL証明書を利用可能 |
WordPressとの相性
どちらのサーバーも、WordPressブログとの相性は抜群で、互角です。
mixhostには「WordPressクイックスタート機能」、ConoHa WINGには「WordPressかんたんセットアップ機能」が用意されています。いずれも、サーバーの契約と同時にWordPressの準備が完了するため、大変便利です。
ユーザーがやることは、ブログ名やドメイン名を決めることぐらいとなっています。
サーバー引っ越しの支援体制
他社サーバーからの引っ越しについて、両社とも万全のサポート体制を築いています。
mixhost、ConoHa Wing(コノハ ウィング)両方で、引っ越しを安価に代行してくれるサービスが登場しています。
めんどくさい引っ越し作業はすべて外注して、記事執筆に集中することができますよ。
mixhost「WP移転代行サービス」
mixhostでは「WP移転代行サービス」と呼ばれる、他社サーバーからのWordPressの引っ越しを支援するサービスも提供しています。
対象 | 他社サーバーで独自ドメインを使用してWordPressを運用しており、mixhostをご契約の上、移転を希望されるお客様 |
---|---|
基本料金 | 1サイトにつき10,978円(税込) |
所要日数 | 通常お申込み後5営業日以内に対応 |
この金額で、データバックアップ、サイトデータ移行、SSLの再設定、DNS設定などサーバーの引っ越しに必要で、面倒くさい作業は全部mixhostが代行してくれます。
これで10,978円は非常にお得なサービスと言えるでしょう。
ConoHa WING WordPress移行代行サービス
ConoHa WINGでも同様のサービスが実施されています。「WordPress移行代行サービス」は、他社のレンタルサーバーで運用しているWordPressブログを、ConoHa Wing(コノハ ウィング)に移転してくれるサービスです。
完全に丸投げできるうえに、料金はたったの7,678円で、非常にお得なサービスと言えるでしょう。
対象 | 国内の他社レンタルサーバーで独自ドメインを使用してWordPressを運用しており、 ConoHa WINGをご契約の上、移行を希望されるお客様 |
---|---|
基本料金 | 7,678円/サイト |
SSL設置済みサイトの移行の場合、オプション料金として3,300円/サイトがかかります。両方合わせると10,978円ですが、それでも十分に安価です。
一例として、XServer(エックスサーバー)も同様のサービスを提供していますが、「サーバー移転」の代行料金は30,000円(税抜き)となっています。
ConoHa Wing(コノハ ウィング)のWordPress移行代行サービスがいかにお安いか、わかりますね。
↓私が実際にConoHa Wing(コノハ ウィング)のWordPress移行代行サービスを利用したときのレビューをまとめています。
ConoHa WINGのWordPress移行代行 使用レビュー。完全丸投げでラクラク引っ越し。
mixhostとConoHa WINGまとめ
後発の柔軟性とコンテンツ掲載の自由度ならmixhost
mixhostは、後発の利点を活かし、他社サービスのサーバースペックやサービス面などを徹底的に研究してリリースされている印象です。
契約件数も伸びており、今後の発展性についても期待できるでしょう。
また、センシティブ系コンテンツ掲載の自由度ならmixhost一択と言えます。
さらに、WordPressブログを複数作っても耐える機能やスペックで、動作が重くなりがちなWordPressブログをサクサク動かせる処理スピードを提供してくれます。
初心者の方は、WordPressに最適化されたmixhostの良さをぜひ体感してみてください。初めての1台に間違いないレンタルサーバーです。
当ブログでは、mixhostに関する記事を特集しています。
実際にmixhostを契約して得られた知識をベースに記事を執筆していますので、レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。
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当ブログでは、ConoHa WINGに関する記事を特集しています。
実際にConoHa WINGを契約して得られた知識をベースに記事を執筆していますので、レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。