MariaDBが使えるレンタルサーバー
MariaDB(マリアディービー)とは、世界で最も普及しているMySQLから派生したリレーショナルデータベースです。
オープンソースで提供されており、無料で利用可能です。
多くのレンタルサーバーで、データベースとしてMySQLが利用されていますが、近年ではMariaDBの採用が増えていきています。
拡張性や製品品質が評価され、大手企業でも「MySQL」に代わって「MariaDB」が採用されています。
普及が進んでいる理由としては、処理速度の速さです。MySQLと比べて、若干速いと言われています。
MariaDBにはColumnStoreというカラム型DBエンジンが搭載されています。(この機能はMySQLにはありません。 )
列方向で行われる集計処理が高速になり、さらに列ごとに分散して並列に行えるというメリットがあります。
また、同一型データが並ぶためデータの圧縮効率が高くなります。
このことから大規模なデータ分析や集計に最適なデータベースに仕上がっています。
共用サーバー
エックスサーバー
初期費用 | 3,000円 |
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月額料金 | 990円~ |
無料お試し期間 | 10日間 |
容量 | SSD300GB |
転送量目安 | 600GB/日 |
データベース (MySQL) |
無制限 |
ブロガー、アフィリエイターからの人気が高いのがエックスサーバーです。サービススタートは2003年と運営歴が長く信頼性があります。
国内シェアNo.1の資金力を生かして、最新のサーバースペックに短期間で更新されるため、いつ契約しても最新スペックのレンタルサーバーを利用することができます。
共用サーバーにおいては、Maria DBの導入はまだ数社のみですが、いち速く導入されていることからも、そのことが証明されています。
WordPressのページ表示が速いためSEOに有利です。さらに同時アクセス集中時の安定性はピカイチで、一度に大量のアクセスがあっても耐えてくれます。
アクセスが増えてきた中〜上級者でも満足できるパフォーマンスを提供してくれます。
また利用者が多いので、わからないことがあった時もノウハウが溜まっているため調べやすく、初心者にもおすすめのレンタルサーバーです。
「迷ったらエックスサーバー」ですね。
mixhost
初期費用 | 0円 |
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月額料金 | 880円~ |
無料お試し期間 | 10日間 |
容量 | SSD150GB |
転送量目安 | 2TB/月 |
データベース (MySQL) |
無制限 |
mixhostは、アズポケット株式会社が提供するレンタルサーバー(ホスティング)サービスです。
サービス開始は2016年からと、まだ新しいサービスですが、運用サイト数は20万件を超えています。
mixhostでは、MySQLと互換性を持った新時代のスタンダードデータベースであるMariaDBを採用しています。
(MariaDB 10.1または10.2または10.3)
業界大手企業(エックスサーバーやGMOインターネット)と比べれば、企業規模こそ小さいものの、サービスの品質は肩を並べる、質の良いサービスを提供しています。
私は実際にmixhostを借りて数十万PV規模のWebメディアを運営(運営期間3年)しています。新着記事がニュースサイトに掲載される仕組みを構築しており、数百ユーザーが同時アクセスすることも珍しくありません。
そんな時でも、これまでアクセス過多によるサーバーエラーは一度も起きませんでした。安定性という意味で、とても信頼の置けるサービスです。
WordPressの表示速度は相当速く、数値化するのは難しいですが、体感としてはエックスサーバーと比べて劣るような印象は一切ありません。
また、Wordpressの管理画面もサクサク動くので、記事執筆も快適です。
エックスサーバー推しな当ブログですが、もしエックスサーバーが選べないとすれば、mixhostをオススメします。
- SSL化などの設定が簡単
- 過去14日分を無料で自動バックアップ
- 高速Webサーバー「LiteSpeed」を採用
唯一の弱点としては、Cpanelと呼ばれる管理画面の使用感が独特な点です。使いやすさに定評のあるエックスサーバーの管理画面(サーバーパネル)に比べると、やや分かりにくいこともあります。
ただし、すぐに慣れるので各種設定を迷うことなく実施することができます。
エックスサーバーと同様に、ユーザーが多く知見も溜まっているので、検索したときに答えにたどり着きやすいですね。
VPSサービス
ConoHa VPS
ConoHa VPSは、一部上場企業であるGMOが運営するVPSサービス(仮想専用サーバー)です。
豊富なテンプレートイメージと高速SSDによって、たったの25秒で「今すぐ使える」サーバーが作れます。
初期費用なし、月額682円から使えるコスパの良さも魅力。
料金は改定されることも多いため、最新の情報を公式ページでチェックしてください。
■ConoHa VPS
⇒https://www.conoha.jp/
ConoHa VPSは、日本マーケティングリサーチ機構(JMR)による調査で「ITエンジニアが使いたいVPS」「WordPress「KUSANAGI」利用者満足度」「Minecraftマルチプレイ利用者満足度」の3部門においてNo.1を獲得しています。
第3者機関から評価されている、信頼性が高いサービスであることがわかります。
サーバーを追加する際に、サービスに合わせたテンプレートを選択することで、サーバー作成と同時にOSのインストールやアプリケーションサーバーの構築が完了するため、PaaS的なイメージで使うことが可能です。
一方で、Webアプリケーションを公開するまでの設定は必要になりますので、サーバー構築のノウハウがあってアプリケーションやWebサービスを運用したいユーザーに最適です。
ConoHa VPSを3ヶ月以上ご利用の場合、おトクな長期利用割引きっぷが用意されています。きっぷの有効期間が長ければ長いほど割引率がアップし、よりおトクにConoHa VPSを利用できます。
オススメポイント
- OSやアプリケーションサーバの設定が楽
- UIがキレイでわかりやすい
- SSD標準で超高速
- 初期費用無料
デメリット
- 試用期間がない
さくらのVPS
さくらのVPSは、レンタルサーバー老舗のさくらインターネットが運営する仮想専用サーバーです。運営歴が長いさくらインターネットなので、しっかり維持されている信頼性の高いサービスです。
VPSサービスの一種ではありますが、CPU/メモリ/ディスク等のハードウェアを管理せずに利用できるサービスであるため、IaaS的な使い方をすることが可能です。
料金体系は、月額固定料金で始められるため安心感があります。月額643円〜、初期費用0円とコストパフォーマンスも高く、気軽に借りることができます。
さくらのVPSを使いこなすにはWebアプリケーションを公開するための設定が必要です。
そのため、サーバー構築の基礎知識がある方に向いています。
サーバーのスペックが足りなくなった場合、上位プランへの移行である「スケールアップ」機能を利用することで対応することができます。(ただし、スケールダウンができない)
データセンターの場所を石狩、大阪、東京の3箇所から選べるのもユニークですね。
2週間お試し期間が用意されているので、気軽に試してみることができますよ。
オススメポイント
- 運営企業の歴史が古く、信頼性が高い
- 月額固定料金で安心して使える
- メールサポートが受けられる
- 豊富なプランから選べる
デメリット
- スケールアップはできるが、スケールダウンができない
KAGOYA CLOUD VPS
「KAGOYA CLOUD VPS」は、カゴヤ・ジャパンが運営する高品質のVPS(仮想専用サーバー)です。
カゴヤ・ジャパンは1998年からISPサービスの提供を開始した老舗のレンタルサーバー会社です。自社でデータセンターを持っていたり、リスク対策が充実しているため、安定性・信頼性に長けたサービスを展開しています。
「KAGOYA CLOUD VPS」は10年以上の運営実績があり、安定性も高くビジネス用途で選ばれることも多いですね。
初期費用無料、日額料金20円から使える低価格となっており、月額上限料金も定められているためコスト計算がしやすい契約体系です。
電話サポートもついているため、安心して利用することができます。
さまざまなOSのテンプレートを用意しているので、希望の環境を簡単に構築することができます。
※「KAGOYA CLOUD Iaas」と呼ばれるIaasサービスもスタートしています。Iaasだけのサービスとして、サーバーとディスクを自由に組み合わせることができて、柔軟なスペック変更をすることができます。
オススメポイント
- 全プラン初期費用無料で月額円~から利用可能。(日額20円~)
- アプリケーションパックで簡単初期設定
- いつでもスケールアップ可能
- 365日電話・メールサポート
- 安定の稼働率99.999%
デメリット
- お試し期間がない