同時アクセス数制限に優れたレンタルサーバー
同時アクセス数が増える、というのは、同じ時間に多くのユーザーからアクセスがある状態です。
例えば「テレビで紹介された」などの影響で、アクセスが一気に増えて、サーバーへのリクエストが集中している場合です。
レンタルサーバーは、同時アクセスが集中して処理能力を超えてしまうと、レスポンス(Webページ)を正しく返せなくなってしまいます。
一般的に、アクセス集中によるサーバーダウンでは、「503エラー」と呼ばれる画面が表示されます。
人気のゲームや、歌手のチケットなどの争奪戦で、サイトにつながりにくい…なんて経験を誰しもがしたことがあるでしょう。
あれがまさに、同時アクセスが増えた結果、サーバーに過剰な負荷がかかり、つながりにくくなっている状態です。
メディア運営者にとって、サーバー負荷増大によってWebページが表示できなくなってしまうのは、大変な機会損失です。
せっかくのアクセス集中を、1つも取りこぼさずにページ表示したいですよね。
エックスサーバーの同時アクセス数
結論から言って、同時アクセスに強く、アクセス集中があっても安定稼働してくれるのは、Xserver(エックスサーバー)です。
データ転送量が十分以上に確保されており、また同時アクセスに対する耐性が強いので、問題なくアクセスを処理してくれます。
同時アクセス数500人
最大で、同時アクセス数が500人前後でも、安定した表示を実現してくれました。
さすがにこのレベルの同時アクセスは、6年運営しているメディアでも、数回しか体験していませんが、エックスサーバーの性能の高さを実感することができました。
ブログがバズって数百人の同時アクセスがあるような時も、これまで一度もエラーが起こっていません。
これまで、多くのレンタルサーバーを借りてきましたが、中にはアクセス集中時に落ちてしまうレンタルサーバーもありました。
プランはスタンダード(X10)
機能 | スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
---|---|---|---|---|
月額費用(税込) | 990円 | 1,980円 | 3,960円 | |
初期費用(税込) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | |
無料お試し期間 | ○ | ○ | ○ | |
ディスクスペース(NVMe SSD) | 300GB | 400GB | 500GB |
エックスサーバーのプランはスタンダード・プレミアム・ビジネスの3種類になります。
私が契約しているのは、スタンダードプランです。
数十万PVを超えるような、本格的なメディア運営をしても十分な性能を発揮してくれます。
ページ表示速度や同時アクセス耐性に優れているので、サーバー管理に一切気を使うことなく、記事執筆に時間を割くことができます。
プランは改定されることが多いので、最新の情報を公式HPでチェックしてみてください。
■エックスサーバー
⇒https://www.Xserver.ne.jp/
1000円前後のレンタルサーバーがおすすめ
エックスサーバーは、月額1000円前後のレンタルサーバーに分類されますが、1000円前後のサーバーは安定している印象です。
一方で、月額500円前後のレンタルサーバーでは、数百人がアクセスすると503エラーを吐いて、ページが表示されなくなることがあります。
データ転送量から考える
データ転送量について、一般的なWebページのファイルサイズは1ページあたり「1.0MB ~ 3.0MB」くらいと言われています。
動画や画像を多用する場合、データ転送量は大切な選定基準の一つです。
仮に、月間100万PVのホームページを作る場合を考えてみましょう。
かなりざっくりとしていますが、ひと月を30日だとして、1日あたりの必要転送量は100GB程度です。
エックスサーバーの1日当たりの転送量上限は、スタンダードプランで900GB/日です。
1ページ当たりの転送量を3.0MBと多めに見積もっても、まだまだ余裕がありますね。
さらに現在では、データ転送量上限は撤廃されて、無制限となりました。ですので、転送量については気にする必要はほとんどありません。
このたび『エックスサーバー』では、
大量アクセスへの耐性強化、ネットワーク通信の高速化のため、
データセンターのバックボーンネットワークを増強し、
これにあわせて1日あたりの転送量の上限を《無制限化》いたします。
同時アクセス集中にめっぽう強い
エックスサーバーは、月間40万PVのメディア運営をしっかり支えてくれる屋台骨として、機能してくれています。
本気のメディア運営を支えてくれるサーバーと言えるでしょう。
また、WordPressの表示速度も速く、管理画面の表示も早いので記事執筆もサクサクです。
初心者の方は、Wordpressに最適化されたエックスサーバーの良さをぜひ体感してみてください。
初めての1台に間違いないレンタルサーバーです。
期間限定のキャンペーンで安く始めることができる場合がありますので、キャンペーン内容や期間を確認しましょう。
■エックスサーバー
同時アクセスに強いレンタルサーバー
エックスサーバー以外にも、同時アクセスに強いレンタルサーバーはあります。
実際に私が利用して、優れた性能を発揮してくれたサーバーのみをご紹介します。
Conoha Wing
初期費用 | 0円 |
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月額料金 | 1320円~ (キャンペーンで911円〜) |
無料お試し期間 | 14日間 |
容量 | SSD300GB |
転送量目安 | 無制限 |
データベース (MySQL) |
無制限 |
ConoHa Wingは、東証1部上場企業のGMOインターネットのGMOクラウド株式会社が運営しています。
ホームページの表示スピードに定評があり、あくまでも自社での計測ですが「国内最速」を謳っています。
※体感でも速いです!最速クラスというのは、間違いではないと感じます。
技術面では、エックスサーバーも搭載されている、WordPress等のCMS(コンテンツマネジメントシステム)を高速表示するための「KUSANAGI(くさなぎ)」を搭載。
他にも、WordPressテーマを割引価格で購入できたりするので、WordPressブログとの相性は抜群です。
シン・レンタルサーバー
初期費用 | 無料 |
---|---|
月額料金 | 990円~ (キャンペーン価格693円) |
無料お試し期間 | 10日間 |
容量 | SSD300GB |
転送量目安 | 900GB/日 |
データベース (MySQL) |
無制限 |
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバー株式会社が運営する「革新性」をテーマにしたレンタルサーバー。2021年5月にスタートした、まだ新しいサービスです。
(旧名:wpXシン・レンタルサーバー)
累計200万サイトで実績がある「エックスサーバー 」の技術を用いながら、高速化を実現する技術「KUSANAGI」を搭載し、低料金とハイスピードを両立したサービスです。
エックスサーバーとほぼ同スペックですが、以下の違いがあります。
- 最新技術が先に搭載される
- 料金体系がシン・レンタルサーバーの方が安い
- CPU・メモリなどのリソースが厳格に管理される
シン・レンタルサーバーはWordPressの表示速度と割安な料金にこだわって提供されているサービスです。
XServer(エックスサーバー)が良いけど、ちょっと高いな…というユーザーにとてもオススメできるサービスです。
私は両方借りていますが、サービスレベルや表示速度はほぼ互角です。
※アクセス数耐性については、エックスサーバーと同様です。
まずは無料お試し期間で、その革新性を体感してみてはいかがでしょうか。
同時アクセス数耐性があるレンタルサーバーまとめ
同時アクセス耐性に強い、おすすめのサービスについてでした。
最後に、もう一度おすすめのサービスをまとめます。
エックスサーバー関連の記事一覧
当ブログでは、エックスサーバーに関する記事を特集しています。
実際にエックスサーバーを契約した所感をベースに執筆していますので、レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。