ConoHa WINGのWordPress移行代行とは
GMOインターネット株式会社が提供するレンタルサーバーのConoHa Wing(コノハ ウィング)では、WordPress移行代行サービスを実施しています。
面倒なWordPressの引っ越し作業をプロに全部丸投げすることができて、7,678円〜と驚くほど低価格です。
本来、引っ越しに充てる時間でブログ記事を書いたり、有益に使うことができますね。
実際に私もさくらのレンタルサーバーからConoHa Wing(コノハ ウィング)へ移行代行サービスを利用して移行したのですが、素晴らしいサービスでした。
ikahime.net
☝︎ConoHa WINGで運用している私のWebサイトです。サイトの表示速度がかなり速いことがわかります。
もちろん体感速度だけでなく、実際の計測値でも速いですね。
この記事では、ConoHa Wing(コノハ ウィング)のWordPress移行代行サービスの利用方法や、利便性についてお伝えしていきます。
WordPressの引っ越しをお任せ
WordPress移行代行サービスは、他社のレンタルサーバーで運用しているWordPressブログを、ConoHa Wing(コノハ ウィング)に移転してくれるサービスです。
- サイトデータ移行
- データバックアップ
- SSLの再設定
- DNSの設定
など、サーバーの引っ越しに必要で、自分ではやりたくない面倒な作業は全部Conoha Wingが代行してくれます。
WordPress移行代行の料金
完全に丸投げできるうえに、料金はたったの7,678円で、非常にお得なサービスと言えるでしょう。
対象 | 国内の他社レンタルサーバーで独自ドメインを使用してWordPressを運用しており、 ConoHa WINGをご契約の上、移行を希望されるお客様 |
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基本料金 | 7,678円/サイト |
SSL設置済みサイトの移行の場合、オプション料金として3,300円/サイトがかかります。両方合わせると10,978円ですが、それでも十分に安価です。
一例として、XServer(エックスサーバー)も同様のサービスを提供していますが、「サーバー移転」の代行料金は30,000円(税抜き)となっています。
ConoHa Wing(コノハ ウィング)のWordPress移行代行サービスがいかにお安いか、わかりますね。
実例:さくらのレンタルサーバーからConoHa WINGへ引っ越し
実際に、私がさくらのレンタルサーバーからConoHa WINGへ引っ越した実例をご紹介いたします。
引っ越した理由としては、さくらのレンタルサーバーのWordPress表示速度に不満があったためです。
ConoHa WINGのWordPress移行代行 利用手順
ConoHa WING公式ページに、WordPress移行代行の手順が紹介してあります。基本的に、こちらの手順に従って手続きを実施すれば、問題なく移行することができます。
https://www.conoha.jp/wing/wpmigration/
特に難しいことはありませんが、私が実施したときの手順をご紹介します。
ConoHa WINGの契約&アカウント作成
まず最初に、公式サイトからConoHa WINGの「WINGパック」を契約します。
サーバーの契約と同時にWordPressブログを始めることのできる「WordPressかんたんセットアップ」は「利用しない」にしました。
■ConoHa WING
⇒https://www.conoha.jp/wing/
WINGパックの料金を支払う
サーバー代金の支払いを済ませます。支払い完了と同時に、正式な申し込みが完了します。
WordPress移行代行チケットをConoHaショップで購入
ConoHa WINGのアカウント作成と支払いが終わったら、WordPress移行代行チケットをConoHaショップで購入します。
SSLオプションのお申し込みを選べるので、移行前のサイトのSSL対応状況によって選ぶ必要があります。
多くの場合、SSL対応済みだと思いますので、「あり(移行元のWebサイトがSSL対応済み)」にしてください。
⇒https://conoha.shop/
ConoHaショップは、ConoHa WINGとは別ページです。
ConoHa WINGのサーバー代金を支払うことができるConoHaカードや、ConoHa WINGのキャラクター「美雲このは」のグッズなどを購入することができるWebショップです。
ヒアリングフォームを入力
ConoHaショップでWordPress移行代行チケットを購入すると、メールでヒアリングフォームが届きますので、入力します。
実質的に、ユーザーはこのヒアリングフォームへの入力だけが必要な作業となります。
入力に迷う項目としては、
- WordPress移行希望日
- 移行を希望するWordPressサイト数
- 最終移行前の動作確認の有無
あたりだと思います。
移行希望日は最短の日程にしました。
移行代行当日は、記事の更新を行わないようお願いいたします(更新が必要な場合は、移行代行当日までに予約投稿をご利用下さい)。
とのことですので、ブログを更新しないタイミングを選びましょう。
移行を希望するWordPressサイト数については、私は、サブディレクトリにテスト用のWordPressサイトを構築していたため、そちらをメインのサイトと合わせて「2つ」としました。
最終移行前の動作確認の有無については、念の為「有」にしました。
DNSを切り替える直前で一旦移行作業を止めて、ConoHa WINGにデータが入っている状態でWordPressの動作を確認することができます。
WordPress移行代行においては、WordPressの動作について保証しています。
一方で、プラグイン、テーマの動作を保証するものではない。という注意書きがあったため、念の為確認することにしました。
その他は、主にアカウントなどの情報なので、特に入力に迷う項目はないはずです。
旧サーバー(移行元)のログイン情報や、引っ越し対象となるWordPressブログのURLなど必要な情報を入力します。
旧サーバーについては、国内で提供されている他社のレンタルサーバー一覧が表示されますので選択します。
さくらのレンタルサーバーもリストに有りました。もちろん、一覧に無いレンタルサーバーでも「その他」があるため問題ありません。
WordPressのログインID・パスワードなども入力するため、セキュリティが少し心配な面もあります。しかし、ConoHa WINGを運営しているのは、東証一部上場企業のGMOインターネットグループですので、機密性の高い情報の取り扱いについて、心得ているはずです。
ただ、WordPressのログインID・パスワードはこれまで自分しか知り得なかった情報です。
どうしても外部に漏らしたくない、というお考えもあるかと思います。その場合には、引っ越し代行の完了後に、パスワードを変更すればより安心です。
私も念のため、パスワード変更を実施しました。
サブドメイン、サブディレクトリサイトがある場合
サブドメイン、サブディレクトリサイトがある場合、2サイト分を入力します。
1サイト目を入力後に、サブドメイン、サブディレクトリサイトの有無を確認されますので有りにすると、再度入力画面が表示されます。
私は、サブディレクトリにテスト用のWordPressサイトを構築していたため、そちらの入力も実施しました。
- 移行を希望するWordPressサイトURL
- WordPress管理画面のログインURL
- 移行元WordPressログインID
- 移行元WordPressログインパスワード
上記4項目が、1サイト目と2サイト目で違います。それ以外は同じ入力で大丈夫です。
あとは待つだけ!
ちょっと項目が多かったので面倒でしたが、お疲れ様でした。
あとは動作チェックを実施する際にすこし面倒な設定がありますが、やるべき作業はそれだけです。
すべての入力を終えて「送信」ボタンを押して完了です。
その後、登録したメールアドレスに「WordPress移行代行ヒアリングフォームのご回答が完了しました【ConoHa】」という内容のメールが返ってきます。
動作チェックを実施する
データ移行後、DNSの切り替え前に動作確認をするかどうか、選択することができます。
私は念の為、「動作確認をする」を選択しました。
動作確認ですが、まず移行予定日に「WordPressのデータ移行が完了いたしました【ConoHa】」というメールが届きます。
メールに動作確認方法を記載した公式ページへのリンクが貼ってありますので、そちらを参照して動作確認を実施します。
→hostsを設定してWebサイトの動作確認をする(ConoHa)
ここを読めばスムーズに動作確認することができます。
hosts設定を正しく行なうと、画面に表示されているサイトは「新しいサーバー(ConoHa WING)上で動いているサイト」となります。
一方で、DNSはまだ設定が完了していないので、自分以外のユーザーがブログにアクセスした時は、旧サーバーにアクセスしている状態です。
デザインの崩れや、画面遷移など正常かどうかを確認します。
動作に問題がなければ、その旨を返信します。
その後「WordPressの移行が完了いたしました【ConoHa】」という内容のメールが来て移行は完了です。
サイトパフォーマンスの変化
引っ越ししたWEBサイト
とにかく、実際に見ていただくのが分かりやすいでしょう。
ikahime.net
☝︎私がConoHa WINGで実際に運用しているWebサイトです。
pagespeed insightsでの計測値
pagespeed insightsでの数値も、パフォーマンス スコアが10上昇しました。
また、「改善できる項目」に引っ越し前は「最初のサーバー応答時間を速くしてください」という表示がされていました。
これは、≒さくらのレンタルサーバーからの応答時間、と考えて良い数値です。
ConoHa WINGに引っ越すだけで「最初のサーバー応答時間を速くしてください」という項目自体が無くなりました。
体感スピードも明らかに速いですね。
ConoHa WINGの移行代行で爆速環境を手に入れよう!
ConoHa WINGのWordPress移行代行について、解説しました。
作業の内容を考えると、コストパフォーマンスに優れた素晴らしいサービスです。
ヒアリングフォームだけ入力すれば、あとはプロがすべて設定してくれるので、とても快適にWordPressの引っ越しをすることができました。
高い安定性と、最速のWordPress表示速度を誇るConoHa WINGで、快適なWordPressブログを楽しんでください。
実際に使ってみると、多くのブロガー・アフィリエイターに選ばれる理由が分かるはずです。
特に応答速度はピカイチで、爆速の表示速度は一度味わうと他サーバーには戻れません。さらに、一度に大量のアクセスがあっても耐えてくれます。
今お使いのレンタルサーバーの表示速度が遅い…そんな悩みを抱えている場合はConoHa WINGにしておけば、まず間違い無いでしょう。
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当ブログでは、ConoHa WINGに関する記事を特集しています。
実際にConoHa WINGを契約して得られた知識をベースに記事を執筆していますので、レンタルサーバー選びの一助になれば幸いです。