法人・ビジネス向け

大容量レンタルサーバーおすすめと選び方。

大容量レンタルサーバーの選び方

メールサーバーなどで需要がある500GB〜1TBクラスの大容量レンタルサーバーを、容量別にご紹介します。

1TBを超えるストレージを提供しているサーバーは、主にビジネス向けのマネージドサーバーになります。

一方で、300GB〜500GB程度であれば、一般向けの共用サーバーでも提供されています。

  • 300GB以上のレンタルサーバー
  • 500GB以上のレンタルサーバー
  • 1TB以上のレンタルサーバー

3つにカテゴリー分けしてご紹介していきます。

300GB以上のレンタルサーバー

近年では月額1000円前後の安価な共用サーバーでも、200GB〜300GB程度の容量を持つものが当たり前となっています。

数十社から提供されていますが、私が実際に利用して、安定性や信頼性の高いものを中心にご紹介します。

会社名(プラン名) 容量 料金
ロリポップ!(スタンダード) 300GB 初期費用0円
月額660円
さくらのレンタルサーバー(スタンダード) 300GB 初期費用0円
月額524円
スターサーバー(ハイスピード) 320GB 初期費用0円
月額825円
エックスサーバー(スタンダード) 300GB 初期費用3,300円
月額1,100円
ConoHa Wing(ベーシック) 300GB 初期費用0円
月額911円
mixhost(スタンダード) 300GB 初期費用0円
月額1,078円

※料金は1年(12ヶ月)契約の場合を掲載しています。

コストを抑えたい場合は、ロリポップ!さくらのレンタルサーバーですね。運営歴が長く信頼性があります。

同様にスターサーバーも安価な料金設定です。スターサーバーは、エックスサーバー株式会社の関連会社であるネットオウルが運営しているサービスです。

エックスサーバーよりも料金体系が安めに設定されています。

 

一方で、WordPressで自社メディアの運用も考えていて、かつそれなりのアクセス数が見込める場合、WordPress表示速度の速いエックスサーバーConoHa Wingがおすすめです。

いずれも、アクセス集中時の安定感が高いサーバーです。

500GB以上のレンタルサーバー

会社名 容量 料金
iCLUSTA+(レギュラー) 500GB
初期費用5,500円
月額1,551円
CPIレンタルサーバー(SV-Basic) 500GB
内メール200GB
初期費用22,000円
月額4,400円
さくらのレンタルサーバー(ビジネス) 600GB 初期費用0円
月額2,619円
エックスサーバー(ビジネス) 500GB 初期費用4,400円
月額3,300円
Conoha WING(プレミアム) 500GB 初期費用0円
月額4,290円
mixhost(ビジネス) 500GB 初期費用5,500円
月額2,200円
スターサーバー(エンタープライズ) 500GB 初期費用5,500円
月額2,090円

※料金は1年(12ヶ月)契約の場合を掲載しています。

続いて、500GB以上のストレージ容量を持つレンタルサーバーです。このぐらいの容量になってくると、iCLUSTA+CPIレンタルサーバーなどの法人向けサービスも目立ちます。

 

iCLUSTA+は、GMOクラウドが提供する法人向けの共用レンタルサーバー。安定稼働を特徴としており、クラスタ技術によって100%に近いサーバー稼働率を実現しています。

ひとつ上の「プロ」プランでは、750GBの大容量で月額料金が2,598円に抑えられています。大容量が欲しいけど、コストは抑えたい。という場合におすすめです。

 

CPIレンタルサーバー(SV-Basic)は、KDDI Web Communicationsが運営するレンタルサーバー。こちらも法人向けの共用サーバーです。

1つの共用サーバー契約で、ウェブサーバーとメールサーバーのハードウェアを分離して運用するというユニークなサービスを提供しています。また、法人利用率は9割を超えており、迷惑行為をする利用者が少ない共用サーバーでもあります。

それらの特徴から、安定性が高い運用を提供しています。

 

一方で、安価な共用サーバーでも上位プランにすれば、500GB以上のストレージを持つサービスを選ぶことができます。

共用サーバーについては、300GBのときと選び方は同じです。

料金重視ならさくらのレンタルサーバー

性能重視ならエックスサーバー(ビジネス)Conoha WINGmixhostあたりを選ぶとよいでしょう。

1TB(1000GB)以上のレンタルサーバー

1TB以上の容量を持つサーバーは、主に「マネージド」と呼ばれる法人向けサービスが中心です。1つのサーバーを専有するため、初期費用や月額費用は高価になります。

一方で、共用サーバーでも1TB以上の容量を持つプランが登場してきていますので、合わせてご紹介します。

会社名(プラン名) 容量 料金
カゴヤのレンタルサーバー(マネージド 044 Quad) 2TB×2
(HDD)
初期費用44,000円
月額11,000円〜
CPIマネージド(CHM-22Z) 480GB~2880GB(SSD) 初期費用132,000円
月額44,000円
エックスサーバービジネス(マネージド専用エントリー 1TB 初期費用220,000円
月額23,760円〜
カラフルボックス(BOX8) 1TB 初期費用無料(3ヶ月以上の契約の場合)
月額7,689円〜
ロリポップ(エンタープライズ) 1.2TB 初期費用3,300円
月額2,200円〜

カゴヤのマネージドプランは2TB×2の超大容量です。表でご紹介しているマネージド 044 QuadプランのストレージはHDD。他のプランはSSDとなっています。

ハイスペックなサーバーリソースを専有できるビジネス向けマネージドサーバーです。

 

CPIマネージド(CHM-22Z)はリソースを占有できる高パフォーマンスな専用サーバーです。

イベントサイトやキャンペーンサイトのように一時的にアクセスが集中する場合にも適しています。容量の初期値は480GBですが、ストレージ増量で2880GBまで増やすことができます。

ビジネス利用を前提にした高額なハイスペックサーバーです。

 

個人・小規模事業者向けの共用サーバーで1TBを超えるディスク容量を持つのは、カラフルボックスの最上位プランであるBOX8(1TB)と、ロリポップ!レンタルサーバーのエンタープライズプランです。

カラフルボックス(BOX8)は、1ヶ月契約ですと23,078円 /月と高額ですが、長期契約(36ヶ月)で7,689円 /月と、グッとお得になります。初期費用無料と相まって、マネージドサーバーよりもコストを抑えた運用が可能です。

ロリポップ!レンタルサーバーのエンタープライズプランは月額2,200円で容量が1.2TBです。他社と比べてコストパフォーマンスに優れており、かつストレージはSSDでの提供になります。

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